今日の真っ黒なもやもやは明日にどう活きるか

今日の私はもやもやしている。
吐きそうだ。
なぜなら、娘と同じ年の子のお母さんが亡くなったと聞いたから。
彼女と私は会った時からウマが合わなくて、やがて子供のことで大いに揉め、それきり口もきかなければ、挨拶もしない仲となった。（そもそも挨拶したことはあったけど、されたことはない。）
彼女が癌で闘病していることは知っていたし、遠くから目にして病状がよくないことも薄々気づいてはいた。
といっても、喧嘩別れした私に何かが出来るわけでもない。出来るのは見守ることくらいだ。
そして今朝、仲良くしているママ友達から訃報を聞いた。
フッと大きなため息が出た。心より先に、身体が自分を落ち着かせようとしてため息をついたみたいだ。
揉めて、全部あなたの子が悪い、あなたが悪い、と言われたその一件以来、その一家とは縁がない。彼女とも縁がない。縁がない人で関係のない人だった。４年かけてそうなり、私も自分自身を責めなくなってきていた。
その人が亡くなった。
小さいお子さん二人を残してさぞかし無念だったろうと思う。
娘と同じ年の子がお母さんを失ったのかと想像するとつらい。
関係ないはずなのに。とても苦しい。
少し事情を話してある友人からこんなメッセージが来た。
「彼女に少しでも関係のあった人たちは今日は黒かったり、灰色のモヤモヤを抱えているはずですよ」と。
そうだ、縁もないし、無関係の人と思っていたけれど、結局濃く縁があったのだ、きっと。４年前「私はOK。あなたもOK。みんな一生懸命生きている。」という考え方が出来ていたら、事態は違う方向に発展していたかもしれないと今は思う。私たちはお互いに不器用だった。ぶつかる選択肢しか持ち合わせていなかった。
４年間真っ黒のもやもやを抱えた私は、１年前にコーチングを学び始めた。何かを変えたかったし、何よりも自分を変えたいと願ったから。
そして、今は同じように対人関係で傷ついた人、自分に自信がなくなった人、もやもやを抱えながら生きている人にあなたはOKだよ、と伝えたい。
あの時、ただただ話を聞いてくれる人がいなくて、一人だけ孤島にいるような気がして辛かったから、ただただ話を聞いて、心をスッキリするお手伝いをしたい。
今日のもやもやを明日に活かそう。
それがまだ生きている私に出来ることだと思う。
お悔やみ申し上げます。

そして私はNoteを始めることにした。