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【集積効果】民泊で周りに競合が多くても勝機はある

民泊用に見つけ当てた物件を、

「周りに競合の宿がたくさんあるから」

という理由で諦めていませんか?

競合の宿が多い街には、チャンスもあります。

今回は、競合が多いエリアで得られる『集積効果』について解説します。

集積効果とは

集積効果とは、

特定エリアに集中して同業者が集まることで得られる経済的なメリット

を意味します。

同業者が集まる場所には、同じ目的を持つユーザーが集まります

つまり、その立地は集客力が高く、売上が立ちやすいということです。

なお、同時に、顧客を奪われるリスクも念頭に置く必要があります。

集積効果の具体例

電化製品の街『秋葉原』で、まさに集客効果が発揮されていますね。

ラーメン激戦区』『カレー激戦区』なども同様です。

ユーザーは、

「ここに行けば、探していたものを買える」

と考えてその街に行きます。

目的の店が混んでいて入れなければ、他の店で楽しむ選択をするのです。

宿の場合の例

ディズニーランドの近くにある目的の宿が、満室で予約不可。
→近隣の宿に予約を入れる。

宿の集積効果を得るための条件

ゲストがその街に泊まりに来る大きな理由があることが重要です。

  • 近隣に観光施設レジャー施設がある

  • 近隣で集客効果の高いイベントがある、など

駅からのアクセスの良さ、物件の広さだけで判断してはいけません。

そのエリアの強みを理解しましょう。

さらなる売上UPにはポジショニングが重要

ポジショニングは、マーケティングで有名なSTP戦略の分析の1つです。

身近な言葉に置き換えると『差別化』ですね。

「〇〇といったら、ここの宿が1番いいよね」

ゲストにそう思ってもらえれば、予約は入りやすくなります

ポジショニングができれば、顧客を奪われるリスクだけでなく、

価格競争に巻き込まれるリスク回避できる効果が期待できます。

参考:【STP戦略】を宿の経営に取り入れて売上UP!

ポジショニングの例

『ディズニーランドの近くで、大人数で泊まるならここ!』

最後に

近くに競合が多い物件を見つけた際は、集客効果を視野に入れましょう。

リスクを避けるための、ポジショニングもお忘れなく。


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