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江戸時代の食事こそが健康の秘訣?!


「そもそも江戸時代の食事ってどんなもの?」


最も健康的な世界の料理の1つとしての伝統的な日本料理の評判はよく耳にしますよね。
なぜ先進国で日本が最も肥満率が低く、長寿国なのでしょうか?
秘密は食べ物とその食べ方にあります。

日本の江戸時代の食文化を海外からの情報をもとにまとめてみました♪

よかったらご覧になってくださいね。

 日本の伝統的な食生活はバランスが取れており、赤身の肉よりも魚が多く、野菜、漬物、発酵食品、ご飯というのが特徴です。 加工された食物がほとんどなく、低カロリーで全体的な糖の摂取量が少ないのです。

また食べ物だけではなく食べ方にも秘訣がありました。
儒学者かつ医師であった貝原益軒が記した「養生訓」に書かれているその一部を紹介します♪

腹八分目
食べる量は腹八分目である「ものたりないくらい」が良いとしています。
食べ過ぎで「腹の中を戦場としてはならない」とし、五味である甘、苦、辛、酸、塩辛のバランスをとることや、具合が悪い時は食事をせず胃を休めることや夜遅くの飲食を禁じることなども推奨しています。

動物性たんぱくは控えめに
主食を米として動物性たんぱく質を控えることを勧めています。
素材の味を活かしたあっさりした味付けで、あぶらっこかったり濃い味付けは避けましょう。

今では私たちが今もよく耳にするものばかりが「養生訓」には記されているのです。

では、何世紀にもわたって食べられてきた超健康的な日本の食べ物を見てみましょう。

◎玄米

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江戸時代にも「白いご飯」は存在していましたが、白米を食べられるのは江戸などに住む豊かな人々だけでした。多くの農村部では多くが玄米や雑穀を食べていたといわれています。
ビタミン1(チアミン)や、ビタミンE、カリウム、たんぱく質、食物繊維などを豊富に含んでおります。

◎梅干し

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江戸時代、戦に明け暮れた武士らは戦場で手渡しとして梅干し与えられたそうです!
梅干しはクエン酸を豊富に含んでいるため、日本では肝臓の健康にも長い間使用されています。
クエン酸は、抗菌作用だけでなく、身体に対するアルカリ化効果も持っています。 最後に、梅には、胃潰瘍、動脈硬化、歯周病を防ぐ物質も含まれています。

◎味噌

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発酵大豆から作られたこの健康的な日本食には、有益な細菌、酵素、抗酸化物質、重要なビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
免疫力の強化、消化力の強化、コレステロールの低下、骨粗鬆症の予防、記憶とストレスの支援、健康な肌のサポートに役立っています。
日本には何百もの地域の味噌があり、色は白と黄色から茶色と赤、味はマイルドから強い塩味まであります。
味噌汁で最もよく食べられますが、様々な調理法で味噌を使用することができます。


◎納豆

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納豆には、ビタミンK1とK2が含まれています。
他にもビタミンとミネラル、タンパク質と食物繊維が豊富です。 さらに、発酵しているため、栄養素がより簡単に吸収されます。
日本では昔から朝食の定番であり、ネギと醤油を混ぜてご飯に添えると特においしいです。


◎甘酒

この濃厚で栄養価の高い米飲料はお酒がありません。
他の発酵食品と同様、甘酒に含まれる酵素とバクテリアに加えて、すでに米に含まれているビタミンとミネラルを豊富に含んでいます。
また、コウジ酸、ビタミンB、および皮膚、髪、爪に栄養を与えるいくつかの要素が含まれています。
甘酒は、赤ちゃんを含む誰でも飲むことができ、寒い季節には温かくておいしいです。
江戸時代には、甘酒は不可欠なエネルギー源と見なされていました。


◎こんにゃく

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こんにゃく芋から作られ、煮物や鍋に加えられます。噛み応えがあるのが特徴ですよね。
こんにゃくは10%の難消化性繊維であるため、「胃のほうき」として知られており、カロリーがほとんどないため、ダイエット食品としての評判があります。
また、コレステロール値と血糖値を正常化し、高血圧を防ぐことがわかっています。
1500年以上経った今でも、日本で信じられないほど健康的な食品と見なされているのも不思議ではありません。


◎大根

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大根の根は味噌汁で食べたり、すりおろしたりしますが、葉も捨てずに使用してください。
多くのビタミンCが含まれているんです!

食物繊維が豊富であることはもちろん、脂肪、動物性タンパク質、乳製品を分解することで消化をサポートします-
また、 赤血球を作るために銅と鉄を含むミネラルを含んだ大根は、コレステロールと血圧を下げるのを助けることができます。
大根の95%は水であるため、カロリーについて考える必要もありません。


◎緑茶

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茶葉に特有のテアニン(またはL-テアニン)と呼ばれるアミノ酸は、リラックスしながら集中した精神状態を作り、お茶のカフェインの効果を和らげます。
緑茶のタンニンには、特に心血管の健康や抗酸化物質が豊富であることなど、多くの有益な効果もあります。
煎茶、ほうじ茶、抹茶などの各品種には、ビタミンCとEが豊富で、カリウム、マンガン、カルシウムが含まれています。 

◎海藻

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海藻といっても様々な種類がありますよね。

手巻き寿司に使うのは海苔ですし、お味噌汁に入れるのはわかめ、日本料理の一つとしてよく提供されるひじき煮なんていうのもあります。
この栄養源には、亜鉛、セレン、ヨウ素(甲状腺の健康のため)、マグネシウムとカルシウム(骨の健康のために一緒に働く)、銅と鉄(鶏の肝臓よりも鉄分が多いタイプ)、ビタミンB12とKなどのミネラルが含まれています。食物繊維の宝の食材なのです。 海苔には、オメガ3脂肪酸がたっぷり含まれてます。血圧とコレステロールを下げ、グルコースとインスリンのレベルをバランスさせるのにも役立ちます。

いかがでしたか。

江戸時代の食事はまさに私たちが理想とする食事でしたね。

「シンプルで質素だけど、からだを想う食事」

ぜひ昔の和食を思い出して、日々の食事を意識してみてください。


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