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ビル・ゲイツ氏、メリンダ夫人と離婚へ

ビル・ゲイツ氏、メリンダ夫人と離婚へ

「人生の次の段階を迎え、もはや共に成長できると思えなくなった」

第三章 NY & NWO、第一話 準備

第ニユニバースの「1986年10月13日(月)」で結婚前の三十一才のビル・ゲイツを書いたんだが、もっとメリンダについて書こうと思っていたら離婚してしまったのか。残念。

「人生の次の段階を迎え、もはや共に成長できると思えなくなった」

ビルは、1955年10月28日生まれの六十五才、メリンダは、 1964年8月15日生まれの五十五才。「もはや共に成長」なんて年齢でもないんだが。

第ニユニバース
1986年10月13日(月)

 帰宅すると、アメリカから国際電話がかかってきた。「メグミ、ビルだ。こういう場合、久しぶりなんて言えないな。どう言えばいいんだ?この体のビルは三十一才だぜ?信じられないな」とビル・ゲイツが言う。

「ビル、私だって、二十八才ですからね。若くてピチピチよ」
「そうなんだよなあ。おまけにぼくは独身だよ」

「あら?」
「だって、メリンダがマイクロソフトに入社するのは来年なんだぜ。彼女と結婚するのは1994年だよ。それまで、独身。どうしようかなあ?」
「ふ~ん、だったら、私と付き合えば?」
「おいおい、ぼくとメリンダは結婚して、子供を三人つくるんだよ」
「いいじゃない?それまで、私と遊んでいれば。この記憶転移の秘密を知っている同士で」

「メグミ、そういうことを電話で言っては・・・」
「ビル、今は1986年、こういう電話回線の通信傍受なんて、さすがにファイブアイズでもまだやってませんよ」
「ああ、なるほどね。この体は知っているけど、第一のぼくの記憶域はまだこの世界になじんでいないんだよ」


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