起業型地域おこし協力隊「シモカワベアーズ2021」募集開始!オンライン説明会やります
こんにちは。
「シモカワベアーズラボ」事務局の立花実咲です。
下川町では、「シモカワベアーズ」というプロジェクトを、2017年からスタートさせました。
シモカワベアーズとは
シモカワベアーズは、北海道下川町へ新しいチャレンジを求めて移住してくる方々を呼び込むプロジェクト。
中でも、起業型地域おこし協力隊の方々を総称して「ベアーズ」と呼んでいます。
2017年度着任から、2020年度採用まで、計4人の現役ベアーズが、町内にないビジネスや仕組みを生み出そうと、日々町内を駆け回り、元気に活動しています。
2021年度着任の「ベアーズ」募集スタート!
今年も5期目のベアーズを、募集することになりました。
毎年、「好きを仕事に」「SDGs未来都市の町の目標に合う事業を」などなど、ベアーズとしてエントリーする際の事業内容にテーマを設けているのですが、今年は
地域がかかえる課題と、自分の好きな事の交差点を探る!というもの。
例えば、自分が好きなものや事ばかりを押し付けても、なかなか仲間が増えなかったり協力してくれる方が集まりにくかったりします。
町内のニーズと、町外に住む個人のワクワクすることの重なる部分でビジネスができれば、ベアーズも町民も幸せになれるのでは、という仮説のもと、今年のテーマを設定しました。
例えばどんな事業が始まっているの?
すでに着任しているベアーズの方々の活動を、簡単にご紹介します。
1期目のベアーズの山田さんは、エゾシカを利活用する方法と仕組みを作るため、肉だけでなく様々な方法でエゾシカを町内・町外で展開しようとしています。
下川町では、エゾシカのローストやソーセージなどを食べることができますが、素材は町外産のものです。
害獣としてのエゾシカの駆除数は、道内ではそこまで多くはありませんが、毎年必ずエゾシカを獲る猟師さんもいます。
加工次第でいくらでも活用できるエゾシカを、町内で循環させるとともに、付加価値をつけて町外へ届ける調理・加工を調査しています。
2期目の山口さんは、森の町・下川の木材を使ってDIYのワークショップや、一般住宅でDIYをやりたい人への手伝いやレクチャーをおこなってきました。
最近は、町内に増えつつある空き家問題に注目し、家不足という町内でも喫緊の課題と重ね合わせ、DIYしながら住みたい人と、眠っている空き家とをマッチングできないか、不動産の機能を包含した事業展開を考え中です。
3期目の塚本さんは、東京でアロマセラピストとして仕事をしていた女性。
予防医療の観点で、お茶や漢方、セルフケアマッサージのワークショップ、施術を通じて健康を楽しくうながしていく事業を目指しています。
つい最近、町内の小屋(築90年以上!)を山口さんに指揮をとってもらいながらセルフリノベーションし、ご自身のアロマトリートメントをサービスとして提供するお店をオープンさせました。
4期目の大石さんは、任期満了時には森の中に宿を作ることを目指し、まずは町外から来た方々を案内するガイドをスタート。
観光に携わる以上、地域のことをよく知りたいという思いで、様々な町民の方のところへ足を運んでいます。移住してきてまだ3ヶ月くらいですが、すでに大石さんのこと知る町民は、下川にたくさんいます。
「ベアーズ2021」のオンライン説明会をやります!
現役のベアーズについて、ざっくりご紹介しました。
が、実際に地域へ入ろうか考えている方にとっては、彼らがどんな思いを持ち、町内の人にはどういう反応を貰いながら活動しているのか、というリアルが気になるところ。
7月31日(金)に開催するオンラインイベントでは、先ほどご紹介した山口さんと塚本さんにご登場いただきます。
「シモカワベアーズ」の制度の内容から、現役ベアーズの町内での暮らし、活動内容、事業化にあたっての生々しい(?!)話まで、2部構成でお届けします。
地域への移住や新規事業立ち上げにご興味をお持ちの方、ぜひご参加ください!
参加申し込みはPeatixからどうぞ!
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