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【ベアラボ事務局メンバー他己紹介vol.1】立花祐美子さん

こんにちは。「ベアラボ」事務局の立花実咲です。

本日から、オンラインコミュニティ「ベアラボ」を運営する事務局メンバーを、一人ずつご紹介してゆきます。

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お一人目は、立花祐美子さん。

わたしと同じ苗字で、「タウンプロモーション推進部」という移住・交流を促進する部署で働いています。

ふだんは移住検討者の方々とのやりとりや、下川町のPRのためのイベント企画・実施もおこない、ピーク時は東京や札幌を飛び回っています。

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(イベントの乾杯の音頭をとる緑の法被のゆみこさん)

ゆみこさんは、2000年のはじめに結婚を機に下川に移住してきました。

ふたりのお子さんを育てつつ働いており、お酒が大好き。

お酒にまつわる伝説を数多く持ち、町内でもトップ3に入るくらいの酒豪です。

苗字と職場が同じなのに、ステータスは真逆のわたしたち。

立花(祐):上戸、二児の母、道産子
立花(実):下戸、独身、道外出身(静岡県出身)

……という具合です。

わたしが下川でいろんな人に顔と名前を覚えてもらえたのは、ゆみこさんがいてくれたおかげで「W立花」として覚えてもらいやすかったこともあるかもしれません。

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我々は、どちらもまあまあ負けず嫌い。

そのため、下川町のPRイベントやメディア露出の機会があるたび、他のイベントに埋れまいとコンテンツを盛り沢山にしたり、移住希望者向けのウェブサービスで他自治体に負けん!と2人で合計200件ほどメッセージを送りまくったり……。

パンをかじりながら一緒に夜遅くまで作業していたこともあります。

わたしにとっては、人生の先輩でもあり、戦友のようでもあり、お姉さんのようでもある方です。

そんな、気合いと情熱の人・ゆみこさんですが、いつか雪室をつくることと、苔を愛でたり育てたりするお店を森の中にひっそりとつくるのが夢だそうです。

ゆみこさんへプチインタビュー

さて、ベアラボ開設にあたり、下川町に住んでいるどんな人がラボメンバーとして関わっているのかご紹介すべく、プチインタビューを決行。

ゆみこさんがベアラボに対してどんな心持なのか、また今の下川町のことをどう感じているのか、うかがいます。

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─ 下川に来たのは2000年のはじめでしたよね。

ゆみこ そうです、もう住み始めて15年くらい。

結婚をする前から時々下川には遊びに来ていました。

─ 住み始めた頃と比べて、今の下川はどう変わりましたか?

ゆみこ 関わる人が増えたからかもしれないけど、前向きな人が増えた印象です。

わたしが移住した頃は、がんばっている人や町に対して思いを持っている人が少し目立っていたけど、今はいい意味で目立たなくなったというか。

「一緒に何かやろうか」って乗っかる人や協力者が増えてきた気がします。

─ どうしてそうなったと思います?

ゆみこ なんでだろう。

……以前よりは、町のことに対する危機感が増しているのかもしれない。それに、移住してきた人たちが、巻き込まれ上手っていうか。何か新しいことをやることをおもしろがってくれる人が多いから、自然と何かをやろうとするときに否定する人も減っていったような気がします。

─ ゆみこさん自身も、新しいことや挑戦すること好きですよね。

ゆみこ そうですね。

いま私たちが働いているタウンプロモーション推進部も、4年前に立ち上がった時は、自主的な移住イベントも企画していなかったし、パンフレットもなかった。

だから「配るものないなら、私作ろうか?」って言って始めたり、移住に関する問い合わせが少しずつ増えてきた時も他のメンバーは外向けに動いているから「じゃあ私やります」って、移住対応が増えてきたり。

─ タウンプロモーション推進部以外でも、町内の手作り好きな女性たちを集めた「森のてしごとや」というグループを作ったり、仕事以外でもいろんなことに関わっていますよね。

ゆみこ 私が「コレをやりたい!」って強く思うというよりは、「コレは町にとってあった方がいいな」とか、誰か別の人の「やりたい」っていう思いを実現させたいという方が強いかな。

誰かが口火を切らないと、始まらないじゃないですか。新しいことを始めるときは、批判されてもまあ仕方ないかなと思います。

何をしても周りは、良いことも悪いことも言うので(笑)。

─ 「ベアラボ」は、まさにその「何かやりたい」の“何か”を探している方々に集まってもらいたいと思っているんですが、ゆみこさんは「ベアラボ」にどんな可能性があると思いますか?

ゆみこ 地域のニーズと、個人のやりたいことが重なる機会が増えると良いなと思います。

下川の抱えている問題とか、必要な人材とか、現状を知ってもらうことで、やりたいことをよりリアルに想像できて、実現に向けて走り出せる人が増える気がするというか。

下川町独自の起業を支援する補助金もあるし、「ベアラボ」が仲間づくりの場にもなるだろうし、そういう情報交換の場にもなると思います。

だから「下川に興味があるけれど、自分が何ができるか分からない」と言う人にとっても、「ベアラボ」が風通しのいい環境になる気がしていて、需要と供給がマッチするんじゃないかな。

─ ゆみこさん的に、下川にいま欲しい人材って、どんな人ですか?

ゆみこ うーん……むずかしい問題であればあるほど燃える人かな。

地域の課題を解決する助けになりたいと思っている人だと、今の下川は、すごくやりがいがあると思います。

実現したい夢がある人とか、理想の暮らしが明確な人にとっても、下川町は魅力的だし、そういう人はもう、こちらから声をかけなくても、自然と集まってくる気がするんですよね。

だから「ベアラボ」では「何か具体的なアイディアがあるわけではないけど、地域のために自分ができることを見つけたい」という人と出会えたら、うれしいなと思います。

(書き手&聞き手:立花実咲)

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