見出し画像

「なんか、好きになれない」コムドット攻略

どうも、2023/10/11の僕です。
たくさん眠れた日の朝、頭の中がカラッとしてて、なんだって詰め込めるし楽しめそうな気になるよね。そんな日は、映画や音楽はもちろん、庭に生えている雑草を眺めるのも有意義だと思うし、二の腕にぽつんと浮かんでいるほくろにさえ趣を感じられ、無敵になれる。でも無敵なのは精々半日程度。お布団に入る頃には、どこに潜んでいるのかふわふわと現れる埃のように、頭の中のノイズがどこからともなく現れては脳を束縛してきます。そしてなんにも手につかなくなります。そんなことを繰り返してます。結局隅に追いやってるだけで、ちょっと目線を変えると、そこには山積みの淀みがあるってわけ。

…これ前回と同じこと言ってない?

ほんとはタイトルの通り「なんか、好きになれないもの」を克服する思考を綴ろうと思っていたのだけれど、明後日の方向へ話が逸れてる。逸れてるというか、踏み出す第一歩目から間違えてる。これ、完全に僕の脳内。ノイズのせいなんだァ。


本題。

「なんか、好きになれない」コムドット攻略

属する界隈によっては、口にしただけで村八分にされそうなタイトルですが、僕はコムドットのアンチではありません。ただ、なんとなく、苦手意識があるだけです。
先に断っておきますが、馬鹿にする・攻撃するために攻略するわけではありません。それを広い視野で捕捉出来ているのかを自分に問うことで、自分の世界を広げたいと思うがためにします。「それの評価」ではなく、「それを評価する僕」です。でないとただの性格悪いやつになっちゃうもんね。でも、それを好きな人と相容れない結論に至ることはあるかもなので、先に謝っておきます、ごめんなさい。。

ほな攻略していくぞー!


とりあえず好きになれない理由を考えてみる。
思いつく苦手な理由をざっと挙げると、
①顔が怖い
②ノリが怖い
③ファンが怖い
…怖がってるだけカモ。それに少ないし薄いね、、それもそのはず、彼らの動画を一度だってフルで視聴したことがないのです。…観るわ今から。

ひとまず彼らのチャンネルを人気の動画でソートをかけてみた。
一番人気を観ようと思っていたのだけれど、↓

!?

長すぎんだろ。

旧Twitterで、上映時間が長いがゆえに「トイレ休憩」がトレンド入りしたあのシンエヴァが2時間35分。

劇場版過ぎるだろ。
因みに僕が一番好きな旧劇場版エヴァは1時間30分です。

どんなに好きでも臆しちゃう長さです。興味のある映画一本観るのにもかなりのエネルギーが必要だというのに。。
ぐぬぬ、と思っていると、上位の動画に僕でも楽しめそうなタイトルを見つけた。

かぶとむし!

「超高級」という文言には惹かれないが、カブトムシには惹かれる。少年心くすぐってくるやんコムドットぉ…。

因みに、43分という長さは彼らの動画では短い部類である。オソロシイ

てなわけで視聴してきました。

あの、、ちゃんと面白かったです

【分かったこと】
①顔がいい
②かっこいい!というよりはかわいい系
③圧倒的友達ノリ
④コメ欄の😂💕
⑤動画構成ガッチガチ
⑥ひゅうがくんは虫だいすき

①顔がいい
②かっこいい!というよりはかわいい系
ここだけでもある程度人気があるのは納得。
「ちょっと怖い陽キャの兄ちゃん達」のイメージを持っていた新規視聴者にとって②は魅力的。中・高校のカースト上位者特有の万能感?的なのが溢れているノリが怖いのは変わらないんだけれど、``子猫を愛でるヤンキー理論‘‘でステキに見えてくる。いや、別に本性からしてヤンキーなわけではないんだろうけど。

③圧倒的友達ノリ
個人的にこれが一番怖い。ゴリゴリのお笑い出身の大阪人と雑談させられるのに似た怖さ。己の卑屈さが招いた恐怖なのは重々承知の上だが、怖いものは怖い。それと同時に懐かしさも覚える。クラスでの発言力最強だった面々を思い出す。コムドットの動画はその最強集団に自分も混ざっている感覚になれる。卑屈さのレベルが一定水準を下回る人なら心地よいだろう。

④コメ欄の😂💕
彼らはアイドルです。よく分かりました。だってかっこいいしかわいいもん。コワモテのひゅうがくんがカブトムシで大はしゃぎしてるの推せるよね。5人ともキャラがばらけていて、それぞれがそれぞれの推しポイントちゃんともってる。ジャニーズもそれぞれのグループ内でファンを食い合わないようにキャラ考えられてるよね。これもうyoutube界のジャニーズ?案の定、可愛らしい投稿で溢れてるね、コメント欄。うらやま。
余談だけどジャニーズを例えで挙げにくくなったのクソ

⑤動画構成ガッチガチ
最後まで視聴して特に強く思ったのはこれ。頭いいでしょ彼ら。台本とかどこまで用意してるんだろう。動画構成しっかりしてた。何気ない掛け合いや冗談も、動画全体としてまとまりがあるというか、、お昼のバラエティ番組みてる感覚。テレビ番組は(ものによるが)かなり細かいところまで台本が用意されていると聞いたことがあるが、彼らの動画はどうだろう。
僕は以前、コムドットとコスメティック田中が対談をしている動画は視聴したことがあるんだけど、その時にも同じように、結構計算して動画を作ってるんだなと思った記憶。

⑥ひゅうがくんは虫だいすき
かわいかったよ。

結果

思ったよりすんなり攻略することができた。
途中途中で己のコンプレックスと対峙することもあったがかすり傷。
掛け合いの面白さだって理解できるし、彼らのセールスポイントもよく解る。ただ、僕はコムドットのターゲット層に含まれていないだけ。ちょっと歳をとりすぎたかな…。正直な話、今までコムドットを馬鹿にする気持ちはあった。けれどそれを今日以降抱くことはないでしょう。
好きにはならなかったけれど、好きになってもおかしくなかったなと思えています。

しかし、彼らに対する恐怖はより深まったといわざるを得ない。
圧倒的強者の精神と顔面を手にしている彼ら、頭もいいなんて怖すぎる。あの無邪気で少年的なかわいい姿が、ムキムキな頭脳で創られたユートピアだとしたらどうする?ユートピアなんて架空の存在なんだから。ちゃんとユートピアとして、節度もって楽しめてる?少なくとも動画コメント欄の一部の方々は心配です。あまりにも弱者過ぎる思考?はい。
かくいう僕も、好きな配信者がいるのだけれど、事実以上を思いえがいてしまっているかもね。日常的に摂取していると境界を見誤りがち。気づかせてくれたコムドットに感謝。炎上で離れちゃった登録者戻ってくるといいね。幸あれ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?