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初めて買ったバイクのコト - #バイク乗り

ジャーニーマン ( @beajournneyman ) です。 #バイク にまつわる昔話です。

こちらは [ バイク Advent Calendar 2019 ]23日目の記事です。

もう何年も前です。初めて買ったバイクはカブ90です。当時の区分では原付2種でした。配達で乗っていたプレスカブの機動性と積載性に惚れ込んで、お店に無理を言って、作った特注でした。

専用リアキャリア、前かご、ヘッドライトを移設(かごの前)、そしてグリップヒーターの豪華仕様にしてもらいました。乗り出しからマニアックな仕様でしたが、乗り慣れたカブがパワーアップしてとても嬉しかったです。

何処に行くにも何をするにも、オールマイティーで駐輪場にも停められる気楽さ、重宝しました。足りないコトと言えば、高速道路に乗れないコトくらいでした。しばらくして限定解除(懐かしい)した後も長い付き合いになりました。

あまりに昔のコトでデジタルデータがないので、車影はこちらで代えて。

印象に残っているツーリングは、甲州街道から富士みちを経て至る富士吉田へのソロツーリングでした。木枯らし吹く季節が納車だったので、グリップヒーターの恩恵を痛感しました。四六時中バイクに乗りたいヒトには本当にオススメの装備です。

新宿起点下道で約120kmの道のり、八王子を抜けると大垂水峠があり、大月までフラットながらもワインディングが続く飽きの来ない道です。大月から富士みちに入るとやっと富士山が見えるようになり、富士五湖道路にぶつかればゴールです。

初めてハンドルを握って富士山にたどり着いた達成感は忘れられない感覚でした。富士登山のためバスで毎年訪れていましたが、誰かに連れて行って貰っていて本当にひとりでたどり着いた訳ではなかったからです。その思いが高まり、自分で運転して麓から山頂を目指すチャレンジをするコトにツナガリます。その話しはいつか機会があれば。

ガソリンタンクはシート下にあり、燃料計もそこにありました。信号待ちの時にシートを立てて確かめる所作はカブならではです。車の流れに難なく乗れる速度が出せたので、あまり燃費走行を意識していませんでしたが、リッター40くらいは走った気がします。

年を追うごとに増車して、日本一周の旅に出たのは大型を手に入れてからでした。カブ90はもう手元にありませんが、今にして思えばもっと色んな景色を一緒に見れば良かったと思います。

皆さんは、バイクとどんな風に過ごしましたか? たまには形に残すのも良いですね。良いバイクライフを。

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