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【エクストラ】インテレオンVMaxを作ったわけ

2020年にトロピカルビーチを採用したインテレオンVMaxがシティリーグで勝っていました。世の中では高額なトロピカルビーチがなければインテレオンVMaxを使えないと思っているプレイヤーがいるかもしれないため、トロピカルビーチなしのインテレオンVMaxを作成してみました。

やりたいこと

トロピカルビーチを採用せず、通常のサポートでデッキを回すデッキに仕上げることです。
並行してドラパルトVMaxを作っていましたので、サポート配分はこちらのデッキに近いものがあります。割と採用カードはテンプレ感がありますので、それさえあれば簡単にエクストラのデッキを作ることができたりします。

デッキレシピ

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個別解説

ポケモン(11枚)
4:インテレオンV(S1a)
今回のメインアタッカーの進化元。
1ターン目から置きたいため4枚採用。
ねらいうちでどこでも40ダメージを与えることができるため、捨て過ぎに注意。

3:インテレオンVMax(S1a)
メインアタッカー。
ゲーム中2体使うため3枚採用。
ダイバレットのダメージ効率がよく、1回の攻撃でサイドカードを2枚以上撮ることが可能である。
常にどのポケモンを倒してゲームを終わらせるか考える必要があるため、ベンチにダメージを与えるポケモンは慎重に。

1:ファイアローV(S4)
オーロット&ヨノワールGX対策として1枚採用。
環境次第では入れるか入れないか選択するカード。
エネルギーをつけてしまうと倒されるまで離れないので使い所は注意。
自由枠。

1:カプ・テテフGX(SM2L)
デッキの潤滑油その1。
特性のワンダータッチは山札からサポートを1枚持ってくることができる。
持ってくるカードは大抵が博士の研究ですぐ使用する。
一度使用しておけば、バトルサーチャーで使い回すことができる。

1:デデンネGX(SM9a)
デッキの潤滑油その2。
特性のデデチェンジで手札を全て捨てて6枚引く。このターンにこの特性を使えるのは1回だけ。
捨てることはあまりデメリットではないため、欲しいカードがある時に積極的に使用する。序盤にクロバットVかどちらか使えればいいため、今回は1枚採用。

1:クロバットV(S3)
デッキの潤滑油その3。
特性のナイトアセットは手札が6枚になるように引く。このターンにこの特性を使えるのは1回だけ。
手札に捨てたくないカードがあるときはこのクロバットVを使う。

エネルギー(12枚)
9:基本水エネルギー
元々エネルギーは12枚入れていて、ウォッシュ水エネルギーの配分を決めてから調整したため、9枚。
アクアパッチの対象エネルギーとなっているため、10枚くらいにするとエネルギーをトラッシュに落としやすい。

3:ウォッシュ水エネルギー
相手の技の効果を受けなくする水エネルギー。
ウルトラネクロズマのエネ破壊やダークライGXのデッドエンドGXなどの効果を防ぐことができる。
今回はこれらのカードを重くみて3枚採用。

サポート(10枚)
4:博士の研究
手札を全て捨てて7枚引く事ができるサポート。
序盤はカプ・テテフGXでサーチしてからバトルサーチャーで使い回すのが主な使い道。
1ゲームで2枚は使うため、サイド落ちを考慮して3枚。

2:N
お互いが手札を戻し、サイド枚数分だけ引き直すサポート。
リセットスタンプが禁止されているので、最後はこのカードに祈るのみ。
ばらまき系デッキのため、サイド先行されてしまうことが多々あるため、サイド落ち込みの2枚採用。

2:グズマ
相手のポケモンをバトル場に呼び出し、こちらはポケモンを入れ替えるサポート。つまり、相手のベンチにポケモンがいれば、ボスの指令+ポケモン入れ替えの両効果を持ったカードとして使用できる。
ベンチ攻撃と合わせて使うため、サイド落ち考慮の2枚。

1:ポケモンレンジャー
お互いの場のポケモン、プレイヤーにかかる効果をなくすサポート。
オルタージェネシスGXのダメージ追加効果が非常に困難のため、このカードを採用。

1:オカルトマニア
お互いの場、手札、トラッシュの特性を相手のターンの終わりまで消すサポート。
次回のレギュレーション変更で、禁止カードへ。
VMaxデッキにはフヨウを採用したい。

グッズ(25枚)
4:クイックボール
手札を1枚捨てて、たねポケモン1枚を手札に加えられるグッズ。
スタンダードでも便利だが、エクストラでも便利。コストが少ないため、こちらを4枚採用。

4:ハイパーボール
手札を2枚捨てて、ポケモンを1枚、手札に加えられるグッズ。
クイックボールが登場する前まではこちらがメインのボールだった。
デッキの安定性と水エネルギーをトラッシュに置きたいためダイブボールよりこちらを採用。

1:パソコン通信
手札を2枚捨てて、好きなカード1枚を手札に加えられるグッズ。
エーススペックは1枚しか入れられないため、便利なこのカードを採用。
このカードと残りの手札2枚のときはほとんどが博士の研究を持ってきてそのまま使用する。

4:バトルサーチャー
トラッシュのサポートを1枚手札に加えられるグッズ。
1枚でもサポートが落ちていれば、使い回すことができる。
博士の研究やNを使いまわしたいため、4枚採用。

4:アクアパッチ
トラッシュの基本水エネルギーをベンチの水ポケモンに付けるグッズ。
インテレオンVMaxを2ターン目までに繰り出すため4枚採用。

2:フィールドブロアー
場のスタジアム、ポケモンのどうぐを2枚までトラッシュに送れるグッズ。
先攻のサイレントラボやHPアップの闘魂のまわしを外すために2枚採用。

1:グレートキャッチャー
手札を2枚捨てて、相手のベンチのポケモンEX,GXをバトル場に呼び出せるグッズ。
手軽にデデンネGXやカプ・テテフGXを呼び出して倒したり削ったりできるため採用。逆転のカード。

1:カウンターキャッチャー
自分のサイドカードが相手のサイドカードよりも多い場合、相手のベンチのポケモンをバトル場へ呼び出せるグッズ。
負けている時に使えるカードで役割はグレートキャッチャーと同じで逆転のカード。

2:かるいし
ポケモンの逃げるコストを無くすポケモンのどうぐ。
逃げるコストがなくなるため、どんな逃げるコストが重いポケモンでも簡単に逃すことができる。
グズマやアクアパッチ使用時に欲しいカードではあるが枠の都合上2枚。

2:望遠スコープ
ベンチにいるポケモンGXやVに対して与えるダメージが+30されるポケモンのどうぐ。
インテレオンVMaxのベンチに60ダメージの効果と相性がよく、180以下のポケモンGX, Vを2確で倒すことができるため採用。

スタジアム(2枚)
2:うねりの大海
自分のターンに1回、全ての自分の水、雷ポケモンのダメカン3つを取り除くことができるスタジアム。
1回回復できると確定数が変わる相手がいるため2枚採用。

サイドボード
ダイブボール
水ポケモンを手札に加えられるグッズ。
たねポケモン、進化ポケモン問わず持って来れる便利カード。
エネルギーを落とすことを前提としたため、不採用ではあるが、パイパーボールが過剰なところがあるため、1枚だけ入れても良い。

バトルコンプレッサー
山札から好きなカードを3枚までトラッシュに送れるグッズ。
サポート、水エネルギー、不要なカードをトラッシュに送り、デッキを円滑に動かすことができる。枠があるなら1枚採用しても良い。

改造ハンマー
相手の場の特殊エネルギー1枚をトラッシュに送ることができるグッズ。
エクストラは特殊エネルギー環境でもあり、ハイドロスナイプとセットで使えると相手の速度を落とすことができる場合がある。

ちからのハチマキ
相手ポケモンに与えるダメージを+20するポケモンのどうぐ。
デデンネGXはダイバレットで倒すことができるが、カプ・テテフGXやクロバットVは倒すことができないため、このカードがあると倒しやすくなる。

終わりに

トレーナーズリーグ用に使ったインテレオンVMaxを紹介しました。
とあるトレーナーズリーグが自分が作ったデッキ同士であたり、このデッキに当たったのは結構厳しかったです。1回の攻撃で2枚以上のサイドカードを取ることができるのは、今も昔も強力です。

結果を残したデッキをそのまま使うことも良いですが、持っていないカードがある場合は、別なカードで代用やコンセプトはそのままにデッキ構築を変えて、自分にあったデッキにしてもらえればと思います。

1月22日からオカルトマニアが禁止カードとなります。
オカルトマニアがない環境だとモスノウやカメックスと特性を使いたいだけ使えますので、他の型もいい動きをすると思います。

オカルトマニアが入ったデッキの紹介はこれで終了です。他にも紹介していないデッキがそれなりにありますので、デッキ紹介はまたの機会にさせてください。
この記事を読んでくれた皆様、ありがとうございました。

転載元
ポケモンカードゲーム公式ホームページ トレーナーズウェブサイト
https://www.pokemon-card.com/

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