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オランダ備忘録(15)英語のクラスは多国籍。

授業はそれほど沢山取らなかったのだけど、+αで、なぜか英語の授業を受けに行っていた。
オランダは、だれしもが流暢に英語を話すので、オランダ語を覚えずに帰ってしまうというのは有名な?話。
私も例にもれずであった・・・。
いくつかの基本単語だけ断片的に覚えたのではあるが。
本当はもっと勉強したかた。

お、話がそれた。

英語の授業。
これは川沿いの比較的新しいコンクリの建物で。
友達がアグリーと称するビルヂングで行われた。

とはいえ、階段の大きな窓からは、目の前の運河、そこにしだれる柳のような木と、水面のこぽこぽが見れて和むところもある。
階段の途中には、セントラルヒーティングの、アコーディオンみたいな加熱器が赤くペイントされてた。

先生は、色黒のイギリス人。
サーファー並みに焼けてるな~と思ってたが、話が進むと、
どうやらお母さんがインドネシア人、お父さんがイギリス人であるらしく。
もしかしたら地黒だったのかもしれない。

ちなみにオランダは、インドネシアを植民地にしてた関係で、まだかかわりが深い。インドネシア料理のお店も多い。

欧米っぽい感じで、先生は机の上に座ったりとか、カジュアルな感じで教える。テキストブックで発音練習したりとかビデオ教材でリスニングやったりとか、お勉強ぽくて、そこはかとなく退屈なのは、性質上しかたないのだろう。

大学のエクステンションセンターみたいな位置づけなんで、ライデンの学生以外も色々各国から来てて面白かった。

ベルギー人の、音楽か何かやってる女の子と、どこか見た瞬間に「同類」感を感じたのは、アートとか好きな人オーラのせいだろうか。
目は緑でおおきくて、長い髪を一つ結びにしていて、どこか森ガールっぽいワンピースとか来てる子だった。気さくで色々面白がる雰囲気。

あとは、イタリア人のおばちゃん、男の子も。イタリア人は、ヨーロッパの中では背が低く、髪の色が濃い人も多くて、どこか親近感。
アラブ系の血のせいなのだろうか。

ロシアから来たお姉さんは、ロシアから来たように見えないのが意外だった。
本人も、「私、アジア人みたいに見えるでしょ?」とみんなに言ってる。
小柄で小顔。目がくりっとしてて、服装はロックな感じのお姉さん。30くらいだろうか。さばさばしてて感じがいい。
医学部の大学院生だったと思う。
オレンジの短いライダーズジャケットとか羽織って、いつもパンツスタイル。
髪の毛はコーンロウみたいに編み込んでた時もある。

いわく、ロシアには少数民族の地域も結構あり、アジア系山岳民族みたいな人々が暮らしてたりもする。だから、意外とアジア系の顔立ちの人も多いのだと。

あ、なんかメンバー紹介だけで今回は終ってしまた。。
次回はメンバー紹介続きと先生を微妙に面倒だと思ったエピソードを。




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