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音楽とことば〜根を同じくするもの

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音楽についてのnoteを集めます。ことばについてのnoteも集めます。どちらも、人間の鳴き声、歌声であるという点で、本質的に同じなので、分離するのが不可能です。
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2019年8月の記事一覧

交響曲第2番「四つの気質」【C.Nielsen】《私的北欧音楽館》

ニールセン (C.Nielsen) 作曲 Symfoni nr. 2 “De Fire Temperamenter” (CNW26 /1901〜02年)    交響曲 第2番「四つの気質」op.16    こんど、9月1日(日)のクラシック音楽館(NHK)では、パーヴォ・ヤルヴィ指揮で、ニールセンの交響曲 第2番「四つの気質」が放送されます! N響第1915回定期公演 (2019年6月8日、NHKホール) 指揮 パーヴォ・ヤルヴィ   マーラー こどもの不思議な角笛  

日本語表記は「ニールセン」か「ニルセン」か問題【C.Nielsen】《私的北欧音楽館》

 こんど、9月1日(日)のクラシック音楽館(NHK)では、待ちに待ったニールセンの交響曲 第2番「四つの気質」が放送されます!  楽曲鑑賞の手引きになる記事もあります。よろしかったらそちらもご覧ください。  パーヴォ・ヤルヴィがN響の首席指揮者に就任したときから、北欧出身の指揮者、ということで、デンマーク出身のニールセンが取り上げられることを期待してたのですが……記憶に間違いになかったら、第5番に続き、2回目の演奏会になります。    なんですけど……!   上の↑

ショスタコーヴィチとヴァインベルクが、ニールセンとよく似ていた件② 【C.Nielsen】《私的北欧音楽館》

Eテレ クラシック音楽館 7月14日(日)放送  N響第1911回定期公演(2019年4月24日、サントリーホール)  指揮 下野竜也    ショスタコーヴィチ バイオリン協奏曲 第1番 イ短調            (バイオリン ワディム・グルズマン)    ヴァインベルク 交響曲 第12番 作品114          「ショスタコーヴィチの思い出に」    ショスタコーヴィチとニールセンが似ていることは以前から知っていましたが、今回の放送ではじめて聴いたヴァインベ

ショスタコーヴィチとヴァインベルクが、ニールセンとよく似ていた件① 【C.Nielsen】《私的北欧音楽館》

Eテレ クラシック音楽館 2019年7月14日(日)放送  N響第1911回定期公演 (2019年4月24日、サントリーホール)  指揮 下野竜也    ショスタコーヴィチ バイオリン協奏曲 第1番 イ短調            (バイオリン ワディム・グルズマン)    ヴァインベルク 交響曲 第12番 作品114          「ショスタコーヴィチの思い出に」    ショスタコーヴィチとニールセンの楽曲が似ていることは以前から知っていましたが、今回の放送ではじめ

【図解563】本音は「言葉」と「口調」に包まれて出てくる

【ドーナツ型(内外)】本音は「言葉」と「口調」の2つに包まれて外に出てくる。 本音を包む言葉と口調は、本音ほぼそのままのことも、本音がわかりにくく包み隠されていることもある。 特にキツい口調で何かを言われた時はついこちらも感情的に反応したくなるが、口を開く前に一呼吸置いて「言葉と口調に包まれている本音」に目を向けてみよう。 【ドーナツ型(内外)】特に都合の悪い本音の場合、言葉や口調に出てこずうまく隠されていることもある。 その場合は必要に応じ、相手の言葉(話してい

ショスタコーヴィチを聴きながら、ふと気がつきました。この時代のソ連の芸術家は、「自由に表現したい!」と望めば望むほど、「スターリン、早く死んでくれ!」と呪うしかなかったのかも……。 自由のために一個人の死を待ちわびる、って状況が、出る涙もないくらい不毛で不毛で……やりきれません。

8月2日。服部正「芸術家とは、人間を感動させる域まで達した最高の職人に対して、他人が与えてくれる最高の賛辞なのだ」

服部 正(はっとり ただし、1908年3月17日 - 2008年8月2日)は日本の作曲家。老衰で100歳で没。 戦中から戦後にかけては『次郎物語』や黒澤明監督の『素晴らしき日曜日』などの 映画音楽や放送音楽を担当した。誰もが知っている、「ラジオ体操第一」(1951年)の作曲者である。1953年、国立音楽大学教授に就任。 日本のクラシック音楽の大衆化に努めた作曲家である。次のように実に幅広い分野の仕事を手掛けている。管弦楽。オペラ。オペレッタ。バレエ。吹奏楽。歌曲。マンダオ