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「回復」を信じて待ってくれる場所がある。#soar応援


こちらの記事には、ウェブメディアsoarの4周年に向けて、soarメンバーやsoarライター・これまで記事に登場した方たちがsoarへの思いを綴ったコラムを掲載しています。

soarとの出会い

今年のある時から、なにかがおかしいと思うようになりました。

人と会っている間は平気でも、一人になった時に襲ってくる消えない心のモヤモヤ。

去年までいた環境をがらっと変え、新しい事に挑戦していたことでストレスはあったと思いますが、毎日充実した時間を過ごしていいたつもりだったので、最初は疲れているのかな位に捉えていました。

そんな時に、自分の心を大きく揺さぶる出来事があり、私は止まってしまいました。

最初は「一時的なものだろう、大丈夫。」と思っていましたが、徐々に身体の片側の痺れや耳鳴りが止まらなくなり、電車に乗る前に息苦しくなって何本も見送る事が増え、何かをやろうとすると涙が理由もなく止まらなくなる。これらは今までになかった経験でした。

人と会っている時は基本的に平気だったので、周りには話していませんでした。「自分の事を大切にする、無理はしない」と思っていたのにかかわらず、もう途中から何が大切なのかわからなくなっていたこと。やりたいことがあっても、自分の気持ちが全く追いつかずに動けなくて焦る気持ち、苛立ち、悲しさ、申し訳なさ、自分に対する不信感。


寝ても途中で必ず目が覚めて、そこから眠れず、頭に浮かぶことはネガティブなことばかり。

「もう、ずっとここから抜け出せないのかな」

今までの私だったら反骨精神で頑張れていたのに、ただただどうすれば良いかわからない。そんな鬱々とした気持ちでいた時に、このsoarの記事に出会いました。

「一人ひとりにトラウマから回復する力が絶対あるはずだから」

たまたま何かで私の元に流れてきた記事。自分にとっての辛い体験を他の人と比べる必要はない、そして誰でも回復する力を持っているよ、という優しく、そして守ってくれるような言葉たち。

「もう無理なのかもしれない」と絶望していた私にとって、それらは希望を感じられる一筋の光のようなものでした。ただひたすらに記事の言葉達を噛み締めて、「今はこんなでも、絶対大丈夫なんだ」と本当に勇気付けられたことを覚えています。


それをきっかけに、夜中にはたくさんsoarの記事を読み、色んな方の記事から勇気と希望を得ていました。

そんな日々を過ごす中、soarがインターン募集をしていると知って、すぐに応募しました。Webメディアを現場で学んでみたいと思っていたこと、ふさぎこんでいたけどとにかく少しでも前に進めればと思って、知識、経験0で飛び込みました。

弱さを共有しながら「回復」する姿を間近でみる

soarで働く中でまず嬉しかったことは、丁寧なやりとり。全くの未経験の私にとって、日々の声かけや優しさはとても励みになりました。

そして、soarで働く中で一番影響をうけたことは、自分の不調を気軽に伝えられる環境があることです。

私は基本リモートワークなのでslackというツールを使って日々やりとりをしますが、毎日就業するタイミングに、checkinというチャンネルで、自分の心身の状態を伝える習慣があります。その中では生理痛やPMSというワードも気軽に出しやすいし、その人がどんな状態で朝を迎えているのかがわかります。そして、誰かが体調不良の時は決して無理せずに「休みます」と伝えられ、ちゃんと休める環境がありました。

最初は自分の心身の状態をオンライン上で伝えるという事に対して戸惑いましたが、今の自分の状態を確認することもできるし、周りがどんな方法で(例えばヨガ、漫画、好きなアイドルの話、睡眠だったり)すっきりした気分になっているのかを知れたりするので、面白いなと感じるようになりました。

安心して自分の状態を伝えられる環境というのは、「信頼」があるからできることなんだろうなと思います。

誰かが働ける状況ではなくなりそうな時、無理をして頑張ってもらうのではなくて、その人と相談して休む時間をしっかりもうける。そして他のメンバーでカバーできることはカバーする。

しっかり休んだその人が、また「回復」して戻って生き生きと働いている姿を間近でみたことが、今の私への何よりのプレゼントになりました。

記事をみて、「私も回復できるかもしれない」と希望をもて、そして元気に働いている人の姿を実際にみて、「人って本当に回復できるんだ」と思える自信をもらった気がします。

まず自分が「休みたい」と安心していえる、そして周りが「休んでいいよ」といえる環境。

これはなかなか簡単にできることではないはずです。相手を信頼しているからこそ、相手を大事に思っているからこそ、実現できる環境なのかなと思います。

「メンタルが弱い」なんて言葉が安易に飛びかう社会ですが、誰だって心を傷めることがあります。誰だって。

そんな時に無理して頑張るのではなく、だからこそ、心身の不調を安心して共有できる環境が近くにあることが大切で、そこから人はまた「回復」できるのだなと感じました。

それを、現場で、そして記事で教えてくれたのがsoarでした。

soarの空気が、社会をやさしくする

私は「回復」しているなと感じています。半年前、目の前が見えなくて、一度止まってしまった私ですが、その経験の先にsoarという場所に出会えたことに意味があると思っています。

soarは、「人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく」活動をしています。私は、たった一つの記事によって本当に心が楽になりました。私が前を向けるきっかけを作ってくれたように、今何かに悩んでいる人にとって、何かのきっかけになるかもしれない記事がたくさんあります。気になったもの、是非読んでいただきたいです。

一人でも多くの人がsoarに出会いますように。そして、soarが持つやさしい空気が、社会全体に広がっていくことを願っています。

Written by 谷垣内絢子 / 担当 編集部インターン

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soarはNPO法人soarが運営するウェブメディア。「人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく」ことを目指し、障害者や高齢者、LGBTなど様々な人の生き方やサポート事例について紹介しています。
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