見出し画像

男友達というエモさ おすすめのドラマなど添えて

普通に考えて、『友達』には女性もいれば男性もいる。同性の友達、異性の友達とも言いますね。

まとめて『友達』と呼べばなんともないのに、『男友達』というラベルを貼ると、途端に、なんていうか、エモくなる。エモいという言葉を今初めてちゃんと使った。

このエモい男友達っていうのは、女性から見た男友達のことで、つまり異性ということ。

男友達って、作るのはそうでもないのに、維持するのがとにかく難しいと私は思っている。性別が違うってだけで地雷がそこら中にあって、ゲラゲラ笑い合う中で、はっとしたり、どきっとしたりして、気づくと疎遠になってしまったりする。

近づきすぎて離れた場合もあれば、仲が良かったのが嘘のように環境が変わると自然と会わなくなる人もいる。近づきすぎるパターンも、お互いが近づきすぎることもあれば、どっちかだけ近づいちゃうこともあるんだよなぁ。(これが一番切ない)

男友達をテーマにした映画やドラマも多いです。私は結構好きなテーマなので、おすすめをいくつか勝手にご紹介します。

オーバータイム

江角マキコさんと反町隆史さんが主演のドラマ。あんまり有名じゃないんだけど、脚本家の北川悦吏子さんがロンバケの次に作った月9作品で、明らかにロンバケを意識して作っていると思う。始まりと終わりをロンバケと比べてみると、一層切なくなるはず。あと、反町隆史さんの演技力を感じられる一作とも思います。短い相槌のセリフが本当に上手で引き込まれてしまう。写真はこちらのドラマから拝借!

最後から二番目の恋1・2

これはぜひ1、2、できればその間のスペシャルまで、全部見てほしい。小泉今日子さんと中井貴一さんの絶妙な友達関係が話の中心ですが、家族の話とか、働く女性の話とか、大切な人を亡くしてしまう経験とか、ジーンとする話が盛り込まれている。毎回最後に主役二人だけの長回しの会話のシーンがあるんだけど、あんな関係に心底憧れる。

ご近所物語

これは私が小学生の頃流行っていた、高校が舞台のマンガ。この作品の男友達はミカコちゃんにとっての勇介。なんか一瞬付き合う?ってなるんだけど、全然合わなくてすぐ友達に戻る。(そんな風に柔軟に関係性が戻れる10代のしなやかさがまたエモい。)そこから先、二人の関係性がフォーカスされることはないんだけど、ミカコちゃんにとってはまさにソウルフレンドというポジションだと思う。大人になってからはなかなか得られない関係性だからこそ今読んで心に響く。

マイインターン

アン・ハサウェイとロバート・デニーロの映画。だいぶ歳の差があるし、社長とインターンの関係だし、男友達って感じで話は進まないんだけど、途中でわざわざ「私たちって友達よね?」と聞くシーンが出てくる。二人で過ごす時間が長くなっていたタイミングでこのセリフがくる。こんなことわざわざ言う理由は、『ずっと友達でいたい』の明確な意思表示で、疎遠にならないための予防線なのだと思うし、何歳になっても馬が合えばどんな人とも友達になれると思うと、なんだか救いになる。

これだけ見てもいろんな『男友達』がいる。性別がなんだって気が合う人と出会えるのは幸運なことだから、自分自身努力して良い関係でいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?