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コトバの過剰包装。

先日、いつものように某ショッピングモールを歩いていたときのこと。

こんなアナウンスが聞こえてきた。

「赤いシャツをお召しになった○○ちゃんというお子様が…」

迷子のアナウンス。


これ、どう?まぁ、普通といえば普通ですか。

でも僕は違和感ある。別に不愉快だからやめろとは思いません。が、「お召しになった」って敬語がはたしてその状況に対して適切かというと微妙だなと。

「赤いシャツを着た○○ちゃんが…」でいいじゃん。

子どもとはいえお客様なのかもしれないが、でも目的に沿わないよ、その敬語。

だって、迷子探してるんでしょ?そりゃショッピングモールだから比較的安全とはいえ、一刻も早く見つけたくない?聞いてる方も、迷子のアナウンスなら必要な情報だけさくっとわかった方がいいと思うんだよね。

プレゼントのサプライズ成功で拍手してる中、中身を披露してもう一度拍手!!って流れのときに、包装が重なってなかなか開けられないのと同じ気分。

過剰放送…過剰包装だ。

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