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僕は子育てを「大変」とは言わない。

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だってそんなこと、覚悟の上じゃん。 楽しもう。どうせなら。
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子育てって何歳まで?   あべの考え。

子育てって何歳まで? あべの考え。

 僕の答は他の記事にも書いたけど、もう少し、書いておきたいことがある。

 あべが、あべなりの「子育て観」を身につけた背景の話。

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 父の最終学歴は「工業大学中退」〜父を大学に行かせた伯父の話。

 僕の父は工業大学中退です。その詳しい事情は知りません。ただ、そもそも「大学に行く」という選択自体に様々な葛藤があったということだけは、ここ数年、親戚などから少しずつ聞きました。

 

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かくれんぼの効能

かくれんぼの効能

 普段、たくさんの人を同時に相手にしているからか、僕はどうやら普通よりも少しだけ周囲の状況、特に人の動きに敏感らしい。

 それで怒られたりしたことはないけれど、うちの奥さんはきっと、二人で話しているときに、僕の視線がいろんな方向に跳ぶのをわかっているのだろうと思う。ショッピングモールなんかを歩いていても、すれ違う人、追い越していく人、通り過ぎるお店の店員さんを少しずつ視認してしまう。

 食事中

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ベビーオイルできれいになった。

ベビーオイルできれいになった。

 僕の肌が。

 来月父になる予定の僕。里帰り出産のため奥さんは帰省中。僕は仕事をしながら部屋を片付ける係。

 帰省する前、奥さんはよくベビーオイルを使っていました。妊娠線?の予防とかいろいろ。考えてみたら当然なのだが、女性は妊娠すると子宮以外にもいろんなところに変化が出て、妊娠中にケアしておくことが産後の自分の容姿に影響を与えるらしい。

 僕はというと、別にイケメンではないので、そんなに日ご

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最悪な父親

最悪な父親

それは僕。

僕は知っている。母の産みの苦しみを、僕が1ミリも肩代わりできないことを。

僕は知っている。妊娠すると、初期に吐き気やだるさがあることを。

僕は知っている。子どもへの影響のために、大好きなお酒やお寿司を避けていることを。

僕は知っている。おなかの中で子どもが動くと、突然で驚いたり、夜中に起こされたり、そして痛みがあることを。

うちの奥さんは、夜寝るとき、おなかの下に手を差し込ん

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それは、「父になる」確信でした。

それは、「父になる」確信でした。

不思議なことがあった。

「直感」か「なんとなく」としか説明できない感覚。ただ、予感ではなく確信に満ちていました。

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「妊娠した」

という奥さんの一言。

驚きというか戸惑いというか、そういうものは当然あったけれど、それ以上に「やっぱりな」という感覚の方が大きかった。

なんだったんだろう、あれは。

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去年の今頃は、仕事の忙しさと入籍に向けたち

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子どもの性別を聞かない父親

子どもの性別を聞かない父親

それは僕。

もうすぐ生まれる予定だが、僕はまだ、その子の性別を知らない。

もちろん奥さんは知っている。ただ僕が、聞いていないだけだ。

奥さんには、「教えないでね」とお願いした。

だから、本当に、僕は自分の子の性別をまだ知らない。

来月、生まれてきたときに知れたら、いいなと思う。

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子どもが生まれる予定であることを、職場の同僚や友人に話すと、「どっち?」と聞かれる。

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