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「自分が満足している」という指標は人生の最優先事項

今回はですます調で書いてみます。この意見は直感的に多くの人が否定したくなる意見だし、神様への文句かもしれません。

私は自己満足と社会貢献・組織貢献がある程度オーバーラップしているので、今のところ私は人生に比較的満足して、仕事ができているのですが、自己満足と社会貢献・組織貢献が全然かみ合わない人考え方を変えないで生きていける世の中が理想だと思っています。

多分、「自己満足=社会貢献」になるように洗脳するのが今までの教育だし、そうでなければ生きられなかったのがこれまでの日本で、今の世界と思います。そうでなければ、効率優先の自己啓発本がこんなに出ません。

ここで例えば、道路で自動車を眺めていたり人と世間話をしたりすることにしか満足できない人がいたらどうでしょう。たぶんそういう人で、良い家、良い服、良い住まい、家族など、お金がかかるものがほしい人は、お金のために我慢して自分の興味ない仕事をしなければいけません。お金が必要なければ、うんと低い所得で、自分が好きなことを勝手にやって生きられますが、生きるためにはお金が必要なのが今の世界です。

今は、道路で自動車を眺めるのは意味ないよ、とか、人と世間話をするだけでは生きていけないよ、といって戒めていますが、なんで同じやりたいことでも、仕事だったらお金をもらえるんでしょうか。たぶん他者のためになる度合いが評価されてるんだと思います。

人生は「自分が満足」しないと病んでしまうのに、それと関係ない「他者の評価」で生活できるかどうかが決まるということです。

私はこんな世界の在り方をすごく「変」だし「いびつ」だと思うのです。

多くの人は自分がやりたいことをやるために、お金が必要です。やりたいことでお金を稼いだり、自分の会社を作ってやりたいことをやっている人がいる一方、やりたくないこと、自分の満足につながらないことをやって生きている人もいます。自分の満足とお金をもらえることが一致して、とっても人生が順調な人と、自分の満足がお金と関係ないところにあって、人生が苦難の道の人もいます。そんなのはおかしいということです。

以上の理屈でみんなが満足するには全ての人がほしいものを欲しいと思ったときに欲しいだけ得られて、やりたいことをやりたいときにやりたいだけできるような世の中にするしかないと思うのですが、そういう世の中にはまだまだ遠いです。

でも、全ての人間が、地位とか、名誉とか、お金とか、人の役に立ったとか、社会貢献をした、とかじゃなく「自分が満足している」という主観的指標をもっとずっと大切にすれば、そういう世の中に少しでも近づくんじゃないでしょうか。顧客満足度ではなく、社員満足度を重視しろということです。組織のためにならない人を「はじく」のではなく、「支える?」のです。

もちろん現実には、今の時代、「自己満足」と「生きる中での活動」を完全にイコールにはできないです。それを何としても近づけるために「考える」のはとっても大事と思うので、限られた人生のリソースで、どうやって自分の満足度を高めていけるかを考えることがこれからの世の中では重要じゃないでしょうか。

理想としては、給料にプラスして、「自己満足手当」みたいなのが判定できるようなAIができるといいのですけど・・・。なんかお金が必要な世の中が全部悪い気がしてきます。

(自分のやりたくないことが少し混じっていることもよい刺激になりますが、それは広い意味では「やりたいこと」に含まれます。「やりたくないこと」は「毎日トイレの下水を飲む」みたいな、絶対いやなことです。それぞれの主観としてそういうことを強いらている人がまだ日本にはたくさんいるはずです。仕事で自殺してしまう人は「仕事=トイレの下水を飲む」みたいになっているのではないでしょうか。)

(以上、かなり自分勝手な意見を書きましたが、私が自己満足を重視するせいで迷惑をかけている人には申し訳ないとしか言えません。申し訳ないですが、自己満足を優先する、私のようなタイプがいてもいい世の中になってほしいのです。)


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