THINK

谷尻誠さんという建築家をご存知でしょうか。

書籍をきっかけに知り、SNSの投稿とかを拝見する中で物事の柔らかさや考え方に不思議と引き込まれ、今ではちゃっかり"にわかファン"。

そんな彼が行っている取り組みの1つに"THINK”という取り組みがあります。

広島と東京の2拠点で働く中で谷尻さんが東京でインスパイアされた人達を広島に招き、その経験を谷尻さんだけでなく、多くの人に共有するという"このTHINK”。

活動内容そのものも、多拠点で活動をしている僕にとって大変参考になるのだけど、その"THINK”を行う会場というのはセミナールームとかでもなんでもなく、解体したままの廃墟のような空間"らしい"。
(実際にまだ足を運んだことがないので。)

その廃墟...というよりも空間そのものに対する谷尻さんの考え方がこの"THINK"のコンセプトにもなっている。

解体したままの廃墟のような場所ですけど

例えばそこにすわることのできる発泡スチロールの塊をおけば椅子になるし

トークをする人が来れば会議場のようなものにもなる。

歌を歌えばライブハウス。

髪を切れば美容院。

僕らは空間をつくる仕事をしているけど
作らなくてもその空間は実現できる。

そのことを理解して

本当につくる時に何が本当に必要なのかを見極める必要がある。

その本質を見極める設計事務所になりたいという意味もこめて

”行為が空間に名前を付ける"というコンセプトでTHINKをはじめました。



建築に詳しいわけでは全くないのだけど

このTHINKに対する谷尻さんの考え方というのは

"学びの場"に対しても全く同じことが言えると思っています。

コロナの影響で学校に通えない今、このあたりのことを自分自身でも捉えなおすいい機会だと思い、この投稿を書いてみました。

先生がいて、教室があって、机に座ってそれぞれの科目を学ぶ....これだけが学ぶということではないですよね。

オンラインでの講座なども非常に有意義ですし、僕自身も活用しているのですが.....

大人も子どもも関係なく、そこで体験し、経験し、あれこれ考える時間や試す場所あればそれは学びとなるし、そこは学校。それらを提供してくれる"ヒト、モノ、コト"は全て先生。

もっと言えば意識をしているかしないかの違いで、実は生活そのものが学びであって、身の回りの全てが先生だと思っています。

谷尻さんの言うように物理的なものをわざわざ作らなくても、空間を作ることができる。

それは行為のみにとどまらず、発する言葉や、物事の捉え方....
それらも知らず知らずのうちにその空間形成する要素となっていく....

"学びの場"は建築物と違い、物理的なものを創造するわけではないです。

しかし、そこにいる人の言動や物事の捉え方次第で、物理的な制限を超えてその人の可能性を広げることも、それ以上に狭めることも、どちらも可能であり、特に子どもの学びに関して言えば、大人の言動や物事の捉え方はその空間を決定づけてしまうくらいの威力がある。

これも誰もが理解しておくべきことだと思います。

じゃあそうした学びの場に本当に必要なものとは何なのか....

これは"常にTHINK"

常に考えてまーす。

ではなく

常に考え続けることこそが必要なのかもしれないです。

そのあたりの自分の考えはまたの機会に。

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今日も楽しくいきましょー!
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元小学校教師です。現在は会社員&NPOスタッフです。noteはblogとして使ってます。いくつになっても、痩せても、太ってても“くま”っぽいと言われるので開き直ってみようと思います。 Twitter https://twitter.com/tnkt_pooh?s=09
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