美容室経営のお悩み解消方法〜美容師の離職編〜

美容室経営において、　また美容室経営者は日々様々なことに悩みますよね。

様々なお悩みの中には、美容師の離職、スタッフのこと、集客のこと、単価のこと、教育のこと、あげればまだまだキリがないほどにありますが。

そんなお悩みの解消方法を本日は美容師の離職問題に関してお伝えしていきたいと思います。

僕の代名詞でもありますように、たくさんの美容師を離職させてきた実績、経験からしかお伝えできないことがあると思っています。

ここ２年間の離職はほぼ０です。（ほぼというのは事故的な離職が１回ありました）

創業当初から約５年で離職がを２１名も出してしまったという記録は今でも行ける伝説でしょう。

そんな地獄のような経験をしている僕だからこそ言えることがあります！

是非少しでもヒントになればいいなと思ってブログを書いていきます。

美容師の離職を止める方法は？

結論を言えば、美容師の離職を止めることはできません！

「えっ？！」と思われた方は多いのではないでしょうか？

実はなんとなく気づいている方もいらっしゃると思いますが、美容師とは辞めるものです。

離職を止めることなんて誰にもできないのです。

美容師の離職問題とはいいますが、僕たち経営者は本当に美容師が離職することに困っているのでしょうか？

実は美容師が辞めることに困っている訳ではなく、スタッフの人数が減ってしまうことで、お客様の予約枠が制限されてしまい、売上低下してしまうことが困ったりしませんか？

もちろん大切に育ててきたスタッフが辞めてしまうと悲しいとは思うでしょうけど、一番困るところって売上が低迷してしまうことにあるのです。

そういったことからこの問題を解決するには、二つのポイントを抑えないといけません。

一つ目は美容師は辞めるもの。もう一つは売上を落とさないようにする。

ここから見えてくることが、美容師の離職のお悩みを解消する手段なんです。

何かといいますと、それは人が辞めても売上を上げ続けるにはどうした良いかを考えることです。

そしてその答えは一つしかないと考えています。

離職者よりも求職者の人数を増やす

スタッフが一人辞めました。けど同時に新しく３人増えました。

もちろん育ったスタッフが辞めてしまうことは戦力ダウンになりますのでそういった意味合いでは痛いと言えます。

ですが、美容師の人数が増えていればなんとかなるものです。

単純に求職者の人数を増やしていくことで、店舗の売上低迷のリスクとそれに伴う経営者の悩みの一つは解消されるのではないかと思っています。

とはいえ、せっかく育ったスタッフが辞めていくこともなんとしてでも食い止め、少しでも長く働いてもらいたいと考えているのが経営者の想いですよね。

ここに関してはスタッフが辞めないような組織作りと自分作り。この双方が必要です。

その為には、シンプルに物事を整えていく必要性があります。

特にオーナースタイリストのようなキャリアのある美容師はすぐにスタッフを育てようとします。

それが原因で離職が起きているということに早く気づかなくてはいけません。

きちんと組織を作っていきたいのならスタッフを育てようとしないことです！

またまた、「えっ？！」と思われたのではないでしょうか？

実際に僕はスタッフを育てることを辞めてから人が辞めなくなり店舗展開をしていくことができました。

結果として人は育ちました。

オーナースタイリストがスタッフを育てようとすることほど、美容師の離職を早めてしまうことはありません。

ここに気付けるかどうかはかなり大きいです！

実際僕の５年間で２１名の離職を出した時は本当にスタッフを美容師としても人としても気が利いて必要とされるような子に育てようと関わってきました。

ですが、みんな尽く辞めていきますよね。

ここの真相が理解できなければ、美容室を組織として展開させて規模をとっていくことはなかなかに難しいことです。

まとめ

今日はブログのまとめとしては、スタッフが離職しても良いように、離職すること大前提として、求職者問い合わせを増やしていく努力をしていかないといけませんよねって話です。

そうすれば美容師スタッフが辞めてしまったとしても、スタッフの人数が減ることはないので、組織としては成長していってるということになります。

お客様でも新規リピート率７割いけば良い方です。

美容師も１０人入れば３人くらいは辞めても当たり前だという感覚を普通に持っておくことは大切かなと思います。

その上で人が辞めないような環境や関わり合い、成長ができると良いかなと考えています。

それでは！

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