BDDNEWSレター 2021.3.1 NO.40
◇◆◇人材◇◆◇
【オンライン労働者供給国】
10日発表されたアジア開発銀行(ADB)の報告書によると、バングラデシュはインドに次ぎ、アジア第2位のオンライン労働者供給国であることが明らかになった。
アジア経済統合(ACI)レポート2021によると、インド、バングラデシュ、パキスタンは世界のオンライン労働力の52%を占めるという。
オンライン労働の大半は、ソフトウェア開発、テクノロジー、クリエイティブ・マルチメディアに関連する仕事だ。
ACIによると、2017年から2020年にかけて、クリエイティブ・マルチメディア関連の労働者のシェアは、バングラデシュで34%、インドネシアで40%増加したという。
現在は、バングラデシュのオンライン労働者の59%、インドネシアの74%、フィリピンの47%、パキスタンの31%を、クリエイティブ・マルチメディア関連が占めている。
フィリピンのオンラインワーカーの約25%は事務・データサービス業だが、バングラデシュ、インド、インドネシア、パキスタンでは10%未満となっている。
若く、クリエイティブで、テクノロジーに精通した人材が多くいるアジアで、この産業はますます発展する可能性がある。
The Daily Star Feb 11 2021
【オンライン労働者の行先/職業/供給国】
Source:アジア経済統合(ACI)レポート2021
◇◆◇経済◇◆◇
【対インド貿易に4港追加】
沿岸ルートを通じた二国間貿易を強化するため、インドとバングラデシュは4つの寄港地を追加する協議に入ったと、関係者は述べた。
提案された寄港地は、バングラデシュ側はコックスバザール県のマタルバリ港とムンシゴンジ県のマクタルプール 港、インド側はオディシャのダムラ港とチェンナイのカマラジャル港。
現在、二国間沿岸海運協定の下、それぞれ以下の7カ所の寄港地があり、両国間の物資輸送に使われている。
インド側の7カ所は、チェンナイ、クリシュナプトナム、カキナダ、ビシャカパトナム、パラディップ、ハルディア、コルカタ港、バングラデシュ側の7カ所は、チャットグラム、モングラ、クルナ、ペイラ、ナラヨンゴンジ、パンガオン、アシュゴンジ港。
関係者によると、バングラデシュとインドは、海運協定の標準操作手順(SOP)の修正に取り組んでいるという。SOPの修正が終わり次第、4カ所の新寄港地が加えられる。
ガルフ・オリエント・シーウェイ社のSkモウフズ・ハミド専務取締役は、商品取引を促進するためにも、海運協定下での新たな寄港地を追加する必要があると述べた。
Financial Express Feb 11 2021
【対インド貿易推移】
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