雑誌「SWITCH」「SPECTATOR」を買って

読んだ。

「SWITCH」は歌詞特集が目当てだったが、ほとんどインタビューとアンケートだけで、目新しい情報は得られなかった。選ばれている世代が少し狭苦しい。

「SPECTATOR」は秋山道男特集で、この人は編集者という枠に嵌らない、俳優や作詞、空間プロデュース、その他あれこれを手掛けたユニークな人である。初期のチェッカーズやキョンキョンを先導するような役割も果たしたらしい。企画書も日ごろの言動も考え方もユニークで、読むだけで気分が晴れ晴れとする。

このところずっと「引用」「パロディ」「剽窃」に関する本を読んでいるが、周辺領域として「編集」もある(たとえば松岡正剛は何でも「編集」にしてしまうので、やや飽きてしまった)。

小さい枠組みとして「パロディ」は概ね整理がついたので、幅を広げて「編集」を学び直すべきかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?