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記事一覧

【創作に活かすための読書】『グループ・ダイナミックス --集団と群集の心理学』①

 100ページ程興味の湧く部分を中心に読みました。まだ途中ですが、とても良い書物だと感じます。読んだ範囲の内容と考えたことを書いていきます。 第1章 集団とは何か を読んで ここでは集団の中心となるリーダーとその他成員のネットワークについてが主に書かれていました。  ここで思い出すのがNARUTOのサスケ奪還編にて、シカマルの指示により決まった隊列とその割り振りの合理性について。※単純にふと思い出したに過ぎないのですが、いつ思い返しても素晴らしいシチュエーションです。

【創作に活かすための読書】『グループ・ダイナミックス --集団と群集の心理学』② - 野次馬の作り方 -

< 前回記事 >  前回の続きです。後半は群集行動の実証的研究についてや、パニック、テロリズム、スケープゴート現象等について記されており、あまり創作的活用に結びつかなかったので、読んで面白かった部分をピックアップしていきます。 第5章 集合・群集の行動 「興味・娯楽・利益に基づく集合行動」において、街角群集・野次馬という項目があり、ここでの記述が個人的にとても面白く感じました。  その内容とは「街角群集・野次馬には共通する焦点と境界が存在する」というもので、以下引用させ

【創作のための読書】『中世盛期西フランスにおける都市と王権』を思考材料に……。

はじめに 先日購入した書籍を読み進めながら、リアルの史実と創作物内の設定を脳内で比較する作業が進んでいます。  もっとも、得た知識をストレートに使用することはほとんどありません。(今回に至ってはゼロだと思います)知識のインプットは二の次で、あくまで脳への刺激=着想を得るための手段として目下マイペースに読書を続けています。  小説や漫画、雑誌からでも同じ効果は得られるのですが、制作している作品のテーマに関連する書籍を読むことで思考がそっち方面へ向いてくれることが私にとって重

【雑記】読書・創作・購入物 アレコレ

・『中世盛期西フランスにおける都市と王権』の続きを読み、プロット制作を進めた。書籍の内容は、援助金を集めて財政を潤わすというものと税金についての詳しい取り決めについて等。お金についての記述に目を通していた辺りで、プロット作りに移行。多少新しい展開について書き進められた。そもそも自分は、レビューや感想ではなく作品作りを優先すべき人間なはずなので、本を手放しているときこそ、理想の時間を過ごしていることになる。  ※しかし、せっかく設定を考えたとしても、プロット作りの段階では内容

【創作のための読書】『中世盛期西フランスにおける都市と王権』第9章の「13世紀都市民の職業」について

 ざ~っと興味の湧く活用できそうな部分を拾い読みしていったなかで、結章前の『第9章 ラ=ロシェルの都市内商業と伯=王権』まで来て、作品に直接的に活かせそうな食指の動く有益情報が登場しました。  その内容とは、13世紀都市民の職業についての記述でした。フランス王国カペー朝第8代国王ルイ8世が作らせた都市民の人名リストをもとに出身地の研究を行った史料について、著者が言及しています。以下引用  これを見てみると,最も多数の人名に現れているのが,居酒屋経営(22人)である。ついで

新しい購入物『中世ヨーロッパの都市の生活(講談社学術文庫) 』

https://books.rakuten.co.jp/rb/4107795/?s-id=ph_pc_itemname Amazonが在庫切れだったので楽天で注文。 ☝2記事で書いた『中世盛期西フランスにおける都市と王権』と同様に今回も中世のフランスに焦点を当てた内容だそうです。  同じ著者の『中世ヨーロッパの農村の生活』がすでに手元にあるので、都市部・農村部それぞれの差異に注目したい。  一通り目を通した『中世盛期西フランスにおける都市と王権』だけでは、まだまだイメ

約6年前のキャラデザを再利用した

 これらは、『2020/04/09 【創作雑記】約6年前のキャラデザを再利用する - ボツ企画の歴史 -』で書いた没ネタ再利用を実行した結果です。  左が2014年頃考えたもの、右が2020年5月2日に描いたものです。この人らは、果たして登場すんのだろうか?  

【創作雑記】制作の調子

 結局、イラストを自分で描く流れになりにけり。  少ない量であれば出来るのではないか、という感覚が生まれてしまい、目下その生まれたばかりの幼いモンスターを手懐けるようとしている。  出来るか、出来ないか、というギリギリのライン。技量的に無理そうなところをパスしまくれば、すぐに終わる。でも、それで一体何が残るのか。一番美味しい部分を削ぎ落とすことに何の意味があるというのか。  そう書いて、思い出すのは、進■ゼミの漫画で「出るところだけ、おさえればいいんだ!」という、要点を

制作の具合について

 なろう系ではない異世界ファンタジー物語を制作中に、諸々のテストを兼ねて夏公開のミニ企画を制作中。  ある日、衝動的に考えて、ほぼほぼプロットは完成。  今はシーンラフを描き出しつつ、1CGに付き、どれくらいの文量にすべきか考え中。  ここでの制作スタイルを以降そのまま利用予定。  舞台は現代。テーマはノスタルジー。20~30分くらいで読み終わるノベル形式。動画化アルマジロ。  とにかく品質重視。クソつまらなくても丁寧に仕上げる。  あ~。

登場キャラ イメージイラスト

登場人物 イメージイラスト

登場キャラ イメージラフ

【創作雑記】最近のこと

 なかなかプロット作りが進まないので、無理しない程度に世界観のイメージを膨らませるべく背景イラストを描いていたものの、全然うまくいかない。今回作品内で使用するグラフィックは外注予定であるものの、まず自分がイメージを掴んでおかなければいけないので、キャラグラも背景画もある程度方向性を決めておかねばなるまい。  しかし、画力が足りないので、イメージに近づけることができないお絵描きタイムを過ごすことになってしまう始末。  それでも、今日昨日で少しは文量を稼げた。  「無駄