7-22の日報


いやな夢を見て、あまりの不快さにベッドにこもりながら夢の中で抜け出せなかった状況への手立てを考える意味のない時間を過ごした。

朝ごはんは目玉焼きトースト。

仕事をする。ちょっとメールするだけのために確実に朝が潰れるの、世の無常さを感じる。

仕事が土曜日まで続くことを忘れて病院の予約をいれていたことを思い出し、予約を取り直した。2時間以内に来たら間に合うと急かされ、まんまと乗せられる。

日焼け止めだけ塗って家をでる。乗り継ぎに失敗したせいで直射日光に曝される。電車内にサメの姿揚げのフィギュアが落ちていた。サメの姿揚げのフィギュア?


受付を済ませる。空いていたのですぐに呼ばれた。祝日の昼に肛門を見てもらおうとは思わないもんな。

触診台に登り、デリケートゾーンを晒す。今日は担当医ではなく、麻酔科医の資格を持つ先生だった。この医者は常に冷静で気休めも言わないクール・ガイなので、話しているといつもどこか緊張してしまう。

今までは撫でるだけ・見つめるだけの診察で油断していたが、今日はついに指をねじ込まれる日となった。半濁点付きの声が出た。「綺麗ですよ」と褒められる。私の手術痕は綺麗だそうです。注入軟膏を押し込まれながらうめいていると看護師に「フフ、ごめんなさいね」と労りの言葉を投げかけられた。隠れて付き合ってる感じの言い方に大学生時代のサークルを思い出した。

医者は私の便の様子、飲んでいる薬のペースなどを確認した後「これからは違う指を入れていきますからね」と告げた。あの医者、私の肛門を指輪の試着コーナーかなんかだと思っている。あとこれは私の指が悪いのかもしれないけど、薬指から人差し指までほぼ同じ太さじゃない?やっぱり最後は親指?

2週間分の生存許可証を貰い、病院を出た。

買いそびれていた古本を買う。谷川俊太郎の対談本を買おうと思っていたが、最後まで読むことなく本棚に押し込まれる未来が想像出来たので見送る。今日は4件ほど古本屋と本屋を周った。機械をテーマに文学作品を集めたアンソロジーと信頼できる人がおすすめ作品として挙げていた北村みなみのグッバイ・ハロー・ワールド、谷川俊太郎の詩集、魚の枕による窓(序)を買った。

駅ナカにあるミスタードーナツでむぎゅっとドーナツのプレーン、ゴールデンチョコレートを買った。

帰宅後、飲むヨーグルトに冷凍桃を入れたもの、アメリカンドッグを食べる。

歩き疲れたのか軽い熱中症だったのか、猛烈に身体がだるくなり、そのまま眠る。


夜ごはんはちゃんぽん、たまごサンド、大根サラダ、サバの味噌煮。

明日は仕事が終わったらプールにでも行こうかな。

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