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競輪漫画「Odds(オッズ)1巻」にハマってしまったw感想やネタバレを共有しよう!

元々、石渡治のマンガが好きで、昔は「BB」をずっと読んでいた。

※BBはたしか軍隊行ったり、ボクシングやったりと(うろ覚え)だけど男臭い、いや男気の詰まった漫画。

俺の本業はライターなんだが、今回は【競輪選手】にスポットを充てた記事を書けって仕事が来たのだが、

競輪なんてやったこねぇしっ!

少なくとも取材するにも記事を書くにも、競輪の「け」の字くらいは知っておかないとってことで、「競輪 マンガ」でググったら出てきたのがこのOddsって漫画だった。

懐かしい石渡治のマンガ「Odds(オッズ)」

「マンガならすいすいと競輪のことがわかるだろう!」と思って読み始めたOddsだったが、なんとスタートが高校生からw

競輪どころか、全く筋ちがいのロードレース(※ツールドフランスとかの)の話が始まる。

ヤバいw

時間がない!よく見るとこのoddsは全10巻なのだが、その続きにOdds GP が全14巻、Odds versusに到ってはまだ未完なのに20巻と、合計で44巻もある。

この時点でやめておけば良かった…

と俺は後悔した。

と思ったか?

逆だよ。

「マジか!?こんなに続くのか?超面白いやんw」

となったから、こんな感想とかを書いてるワケだよ。ぜひOdds、鬼滅やワンピなどとは比べ物にならない、絶対にマンガ大賞にノミネートすらされない、この面白き漫画の魅力を語りつくしていこうと思う。

とにかくOddsの1巻は悲し過ぎるぅぅぅ

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高校生ロードレース界でトップを争うレーサーとして頑張る主人公・辻堂麟太郎(つじどうりんたろう)。

しかし、高校生活でライバルである藤沢悠には一度も勝てず、高校生活を終わる。

ふたりのライバルはプロとしてロードレースの頂点「ツールドフランス」を制覇することを誓い旅だっていくのだった。

って、おいおい!競輪は?思うじゃん。

そしたら、そしたらさ…

直後に家族全員が事故に遭って死んじまうんだよ。

大好きなお母さんと妹は即死。

大嫌いだった父だけが人口生命維持装置をつけてかろうじで生きている状態。

まさに絶望。生き残ったのは嫌いな父親だけで、その治療費に保険外にで毎月20万円もかかる。

高校を卒業したばかりの辻堂麟太郎(つじどうりんたろう)に生活費も稼げない若者に、月20万への入院費用がのしかかる。

悲しすぎるわ。

麟太郎がとった道は競輪選手で稼ぐこと

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競輪で強いレーサーになれば大金が稼げる。

生活費と治療費を稼ぎ、ロードレーサーに復帰するためには普通の稼ぎでは足りないから、競輪選手としてプロの道を走ると決めた麟太郎。

ただ、ロードレースと競輪は、まさにマラソンと100m走のように全く違う競技だったのだ。

ここから茨の道がはじまる。

競輪選手なるためのルート

そもそも競輪選手には「はい!なります。」となれるものじゃない。

競輪学校(競馬もおんなじだよね)でみっちり鍛え上げられて。プロ試験に合格したものだけが選手になれる。

しかも、最初の競輪学校に入る事すらカンタンなことではないのだ。

ロードレーサーだった辻堂麟太郎は、ロードと競輪の自転車(ピスト)の違いに四苦八苦してもがき苦しみ、ゲロを何度もはいて競輪学校への道をひた走る。

友人や師匠との出会い

一巻の終わりでは未来の師匠である秋谷があらわれたり、ライバルとしてともに争う寒川など、愛おしく面白いキャラが沢山出て来る。

それぞれのキャラクターに人生の物語があり、そのエピソードがまた胸を打つ。

ホントにただのスポ根漫画だぜw

いい意味で読みつづけてしまう、そんな漫画に偶然にも出会えてとても嬉しい。

長くなったので今日はここで終わり。

次回は2巻を読んだら書くとしよう。

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