出会い

今思っていることや考えていることをつらつらと書いてみようと思います。

みなさんは、ふとやる気がなくなることありませんか?

私は半年に一回、もしくは一年に一回くることがあります。

仕事に対するモチベーションが極端に下がります。

たいていそういう日は一日中ゴロゴロ過ごしますが、一日を無駄にしてしまったと思うことが多いです。

このノートを書いている今がまさにその状態です、以前読んだ本で「ストレスが溜まっているときは書き出すとよい」ことを学んだので書いてみたいと思います。今回は珍しく長文になるかもしれません。


人生のターニングポイント、分岐点において様々な選択を人はしています。

私も同じであり、そのターニングポイントや分岐点では人との出会いが必ずあります。

そんな時、森信三さんの『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』という言葉を思い出します。

学生時代から少し人生のターニングポイントを振り返ってみたいと思います。

1つめのターニングポイントは大学三年生の時の教育実習です。実習担当の先生との出会いです。この出会いがなければ専門としようとしている教科が変わっていたはずです。元々は社会(日本史)が好きでしたから。その先生の授業は一言で言うと「見ている大人も楽しい」です。子どもたちが生き生きと学んでいる、教師はファシリテーターとして関わっていたと思います。「こんな授業がしたいな」と思いますが、現実はそんなに甘くなく学生時代の授業は散々でした。ですがはっきりと学びたい教科が決まったことを覚えています。

2つめのターニングポイントは先輩との出会いです。その方は学校のミドルリーダーとしてバリバリ活躍されていた方でした。授業・学級経営・校務分掌・サークル、全てにおいてすごかったことをよく覚えています。「こんな風になりたいな」と思い、見よう見まねで真似していたことを覚えています。もちろん上手くいきませんでした。形だけをまねても上手くいかないことを痛感しました。初任の頃からお世話になっている先生に「取捨選択しなければいけない」ことを教えていただき、自分の色に合うものを取り入れるようにしました。サークルでも代表者として授業をさせていただきました。とてつもなく大変でしたが、若いころに経験させていただいてよかったと思います。その当時は大変でしたが、経験に勝るものはなかなかないのではないかと思います。お二方との出会いが今の自分の教育観になっています。これもアップデートしていかなければならないのですが、現実は難しく、これも悩んでいることの原因ではないかと思います。

3つめのターニングポイントは全国レベルに触れたことです。ある教科の全国大会に3日間参加しました。親にはだいぶ迷惑をかけています。初めてその道を究めている方の授業を見たときは、「これが全国レベル、全然指導案通りじゃないじゃん」と思っていました。今考えると自分のレベルの低さが分かります。その方の授業をもう一度見たのですが、「子どものつまずきを共に乗り越えていく」そのことがよく分かる授業でとても刺激を受けました。もう一方子どもの心に火が付く授業をした方がいらっしゃいました。ただただすごいと思うばかりで、こんな風にしてみたいと思いました。もっと頑張らないといけないことを強く感じた三日間でした。コロナの影響でこうした研修やセミナーに参加できていないのも、悩んでいることの原因かもしれません。旅行も兼ねていたようなものですから(笑)

こうやって文字に起こしていくと、だんだんすっきりしてきました。

やはり文字に起こすことは大事ですね(笑)

これから先も多くのターニングポイントや分岐点があると思います。そのことを当たり前と思わず、謙虚に学び続けたいと思います。「謙虚」といのが最大のポイントだと思います、自戒を込めて。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?