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7曲目 豊島レモン PART.2

今回は5100文字近く。前回は農家のおばちゃんが地主さんに土地を奪い取られてしまった、衝撃の事実の一歩手前で終わった豊島レモンストーリー。このレモンを取り扱うまでのストーリーを引き続き執筆できればと思います。

どこの土地でも、やはり貸主借主との相性と言うものがあって、それは街の不動産であろうが、田舎の土地であろうが関係ない。Aさんが何度訪れても門前払いだった土地がある時、Bさんが訪れると即座に、その土地活用の契約が進んだなんて話はよく聞く話。

ここの理由に関してはいくつもありそうだが、その一例がこの豊島にもあったので、堤さんの話を元に自分なりの解釈で書かせてもらいます。もし違っていたら、堤さんの指導の元再度訂正いたしますね。

それでは。

堤さんの話によると、当時、Oさんがこの辺りに住む、ご近所さんや地主さんに顔が利くと言う事が一点。もう一点は、豊島を綺麗なイメージに変えたいその想いから、レモンを沢山の場所へ植えていくことができてたんだと言う事が一点。その二点を踏まえた後に引き継いだ堤さん。

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