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10曲目 仮説、想定内、想定外

緊急事態宣言から早くも二週間。時短要請を含めると僕の会社の飲食事業部は約1ヶ月ほど、まともに仕事させてもらえてない状態。見えないゴール設定の中でのモチベーションキープ、メンタル的にもヘビーD。

そんな時は出来る限りNetflixと漫画とお菓子と酒に溺れたい。そんな理想的な生活も悪くないのですが、今は朝から早起きして。いや正確には寝るのが早いから単純に早く目覚めるだけ。そして、飲食業は一旦休業し、アパレル事業に力を入れてる。

僕みたいな面倒くさがり屋に向けて、着こなしを考えるのがついつい面倒だな〜なんて人向けにセットアップで着れる洋服の提案をしてる。

詳しくは RICHLEMONADE  をチェックしてみて。全国の面倒くさがり屋さん、覗いてみて。

さて、自分のモチベーションUPの方法なんてもんは、その日の気分や天気によって変わるから、こうなんだ何てことは言えたもんじゃないが、可愛いお姉ちゃんがいればモチベーションなんて日に日に上がる一方なのは、ガキの頃からさほど変わりない 笑

まー、そんな都合よく行かないから悩むんだろうけど。

そんな中で、自分は、半ば強引にドキュメンタリー映像見たり、好きな人の本やYOUTUBE読んだり、音楽で無理くり気分上げたりしてる。みんなの参考になんてならないけど、自分はそんな感じ。シャワー浴びてスイッチ入れるってのもある。

そんな、人生何とかなるだろぐらいノリで生きてる自分にも、面白い本てものが時折ある。最近読んだ本の話で ”全てに仮説を立ててみよう" 的な話の本が面白かった。店に置いてるから本のタイトル忘れたけど、気になる方は直接聞いて。その本には、想定できることを紙にまずは書き殴ってみよと。

ある程度、イメージ出来る事を先に想定内にしておくことで、気持ち的にイライラしにくくなったり、余分なパワーを削られる心配も少なくできる。そんなことが書かれた本。

それが昔に分かっていれば、もう少しマシな生き方出来たかなーとか妄想しながら、COLTSの葉巻に火を灯し、お気に入りのアイスコーヒーをゴクリ。煙巻く葉巻から出る灰がこぼれ落ちる瞬間とメンソールの刺激が堪らなくコーヒーに合う。コーヒージャンキーの40代、本をめくるスピードも自然と早くなる。

飽き性の自分は本を読みながらも、それがあまり興味を惹く内容でなければ、途端に携帯を触り出したり、急に降ってきた発想をメモ帳に書き殴ったり、読書に合うBGMをSpotifyで探したり、とにかく気が散る落ち着きのない男だ。そんなときは無理に読まず、一度違うことしてリフレッシュしてから読み直す。気分って大事。よくモチベーションアップ方法には習慣化!みたいに書かれた本もあるけど、それが出来たら苦労してねーって話。

そして、本を読む時にもう一個大切なのが、BGM。

自分は、基本、無音か、その本の内容を邪魔しないBGMをチョイスする。最近のオススメは、ORIBU、DEVENDRA BANHART、細野晴臣さん、夜酒飲みながらのGARAGE HOUSEなんかも良い。他には90's HIPHOPやR&B、NEO FUNKなんかも調子良いし、CITY POPも相変わらず山下達郎さん竹内マリアさん夫婦は完璧。

また、こうやって物書きするときは、文字書きの邪魔にならないインストをかけながら書くのが丁度良い。この文字を書く事とRAPのリリックを書くことは、さほど自分的には変わらない。曲にしてリズムに合わせるか、ここに書き殴るかの違い。でも、この文章にもリズムってのがあって、リズムの良い文章は自分で書いてても読みやすい。そこは下手くそながら意識してたりする。まー、ほとんど気付かれないが、感度の良い方にはとても褒めて頂けるから文句ない。

こうして、自分の中に想定できる環境作りで本を読みやすい環境を作る。これも一つの仮説からの方法かなと。

もう一つ、自分に対しての仮説を立ててみる。小倉康平の性格ってこうだよなーって仮説。こうして自分ってもんの理解を深めるのも、大切なんだってことが書かれていた。

RAP時代からそうだが、自分は元来、極度の面倒くさがり屋さんだ。コスパの悪い動き方や、働き方がいささか苦手だ。何故か若い頃から人と同じことをするのが嫌で、音楽はこうだ、ファッションはこうだってのが随分窮屈でたまらなかった。

特に音楽やファッションの世界では有りがちな、大した結果も残せてないのに先輩の根性論や公爵は、本当に面倒くさかった。それに反発するように大口叩くからには結果が求められるので、各ジャンルでそれなりに結果は残してきた。生意気で結果残すから、基本的には嫌われますが、まー嫌われるのにも慣れたら楽しくなるもんだ。オススメはしない。緩やかに生きよ。

確かに、本質やリアルを求めるのは決して間違いではないし、むしろ正しいと思ってる。

でも、昔から訴え続けてるのは、人と違うことをやる人に対して、もっと肯定的であるべきだと自分は思うし、それも個性だって認め合える世界になれば、もう少しマシな世界になんのになー。人と違って生きる人も、捻くれること無く、より自分らしく伸び伸びした世界が広がり生きやすくなれば、もっと面白い世界が確実にそこには待ってる。

でも、今となってはどっちでも良い。理由は、みんながそうできないからこそ、自分にしかできない事をやらせてもらえるし、それこそが自分の願いの一部でもあるから、そうやってポジティブに物事を捉えた方がコスパが良い。もう一個ここには深い理由があるけど、ここには書かない。笑 知りたい人はリアルで聞いてみてw

今は自分の居心地の良い場所で、居心地の良い仲間と生活してることが豊かだし、自然な形でそれが伝わってく方がナチュラルでカッコ良いって思いだした。

なかなか想いが叶わないことも、相変わらず自分の反骨心に火をつけてくれてモチベーションになったり、叶ってる部分に関しては幸せだが、少し物足りなさを感じてたりもする。欲は尽きないけど、世界を見たら、まず日本に生まれた時点ですでに運が良いし、結果好きなことして暮らせてる自体、幸せな事に変わりない。要はバランスが大切だと。こうした考え方も、ドンドン想定外から想定内に組み込んでけば良いと。

今振り返ると、こうした想いや経験は宝で、昔は闇雲に、ただひたすらがむしゃらに働いたり、無駄な時間を過ごす事も沢山あった。それこそ想定外の連続ばかりで、当時を振り返ると未だに無駄でしかなかった経験の方が多く感じるが、その無駄とされていた暇や時間こそが、確実に、今の自分の貯金となり信用となっている事は紛れもない事実。

本の内容とは少し逸れたが、想定外だったのは今40にしてこうしてる自分。想定内にするってのは、そのぐらい難しい側面も持ち合わせてる。今頃マイホームで結婚してガキがいて仲間と楽しく暮らしてるイメージだった。

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