ベイスターズドラフト回顧 1971年

第7回ドラフト会議

1位 竹内広明
2位 奥江英幸
3位 小林浩二
4位 佐藤博
5位 白柳和吉
6位 若林憲一
7位 笹川博
8位 山林明雄
9位 藤池昇

1971年ドラフトでは大洋の指名順は8番目となりました。1位指名は深谷商の竹内投手で1年目から先発ローテに入り5勝をあげます。2年目には9勝を挙げるなどエース候補でしたが5年目以降ケガなどで伸び悩み80年代に入り中継ぎで活躍します。竹内が高校卒業後すぐ活躍し伸び悩んだことから古い大洋ファンは高卒投手は入団3年目まではボールを握らせるなとか、高卒投手は一軍に投げるまで10年は二軍で調整しなくてはいけないとか言う人がいます。2位は日本石油の奥江投手で岡山東商~日本石油という平松の直系の後輩です。大洋時代にも2桁勝利を挙げて活躍していましたがなぜか1978年に1勝もしていない投手とのトレードでロッテへ移籍します。この年は4位の佐藤のみ拒否でした。6位の甲府商若林は巨人若林選手の父親です。7位大宮高校笹川は二軍だけで10年現役を務め、一軍実績がないものの長くフロントでベイスターズに在籍しました。DeNAに親会社が移ってからも取締役として残りました。この年はドラフト外で相模原市役所の高木好一が入団することになりました。テスト入団で当初は公務員を辞めるのを躊躇しましたが、長くレギュラーで活躍し、コーチとしても25年以上貢献し「マシンガン打線」の生みの親と言われました。

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