【瞬間本】好きが増えるほど気分が上がる瞬間も増えていく
実は、本って、瞬間の芸術作品(かもしれない)。
その瞬間瞬間の思考は、これまで関わってきた本(言葉)で形成されている(かもしれない)。
そして、心に一生、残るもの(かもしれない)。
【関連図書】
但し、同じ形は、2度と現れないオーロラみたいに、どんなに平凡でも、人は、今、この瞬間も、信じられない偉業をこなしている。
だから生きているだけで、みんなが奇跡だと言われる所以である。
そう、音楽だって、ただ、間違いなく演奏されればいいというものではなくて、その旋律に込められた、作曲家の、そして、演奏する人の想い。
瞬間の音色の美しさと、メッセージ、その両方に、心を動かされるのだと思う。
だから、生きている限り、人は、日々、何か(例:本や音楽 等)で形作られて、その(毎秒・毎分・毎時・昨日)の瞬間は、今(明日)に続いている。
それは、正に、高度な知の共鳴であり、すべての人に、どこまで、その領域に踏み込んでいけるのか、
「ここぞ」の舞台
が毎日用意されていると、思うんだけどねぇ(^^♪
この瞬間が私であるのだから、何時かを、今、この瞬間に繋げて、そして、可能な範囲で貫いてみる。
そんな私に近づいてゆく挑戦に出会えたら楽しいよね(^^♪
思いがけない瞬間に!
語彙が、
「やばい」
だけになる瞬間に!
理由もなく出ちゃう涙がある時が、そんな時なのかも、ね(^^♪
生きる上で、必要はないかもしれない。
けれど、生きてて、良かったと思わせてくれる。
何かが、常に、見つけてくれるのを待っていますよ。
そうであれば、
「瞬間本」
って紹介できない事に、気づく私であった(^^;
【おまけ】
「瞬間を生きる哲学 <今ここ>に佇む技法」(筑摩選書)古東哲明(著)
「瞬間」ヴィスワヴァ・シンボルスカ(著)沼野充義(訳)
「とてもふしぎな三つのことば」
未来と静けさと無
ことばは
発せられると
むしろそのことばとは
矛盾してしまうものを
そこから生みだしてしまいもするから
沈黙せざるをえないことも多いのだが
それでも詩人は
ことばそのものを過去にし
ことばが表すものを壊し
ことばに矛盾してしまいながら
それらを超えて言葉を紡ごうとする
「ふしぎ」なのは
「三つのことば」だけではない
「ことば」そのものが「ふしぎ」にほかならない