「クラスイズ」企業向けサービスについて
本日、2024年11月26日に株式会社BatonLinkは、クラスイズの企業向けサービスをリリースしました。
今回は、プレスリリースに載せることができなかった企業向けサービスを始めるに至った経緯を書きたいと思います。
連携企業からいただいた声
クラスイズのサービスリリースから約1年で89社の企業と連携をして、学校でプログラムを提供してきました。
連携した企業の方々からは下記のような嬉しい言葉をたくさん頂きました。
上記のように、高校生に対する想いや社会的な課題について、多くの企業の方々から熱量が高くポジティブなフィードバックをいただきました。
「社内リソースと対価が見合わない」
一方で、企業として連携する際の本当の価値について、下記のような声が寄せられることもありました。
私たちとして、ここには大きな課題があると考えていました。
持続的に高校生に社会や企業とのつながりを提供し続けるためには、連携企業にとっても明確な価値が提供されなければなりません。
今回のサービスリリースにおいて、「次世代人材の育成」や「教育現場」が企業価値の向上や企業ブランディングに繋がる仕組みを作りたいと考えています。
教育業界で我々が一番避けたいこと、それは「やりがい搾取」です。
「子どものためだから」「教育のためだから」といった理由で、企業が過度なリソースを投入するだけの状況は避けるべきだと思っています。
私たちは、この領域にも価値を創出し、企業や行政にとっても有益なサービスを提供したいと考えています。
そのために、BatonLinkは本日、企業向けサービスをリリースいたしました。
次世代育成を通じて、企業価値の向上と社会課題の解決を
私たちは、連携企業と次世代人材を取り巻く中で、下記のような流れを作り上げたいと考えます。
そうした中でまずは、「学習プログラムの企画・展開」と「番組配信」の2つのサービスを正式にリリースします。
▼学習プログラムの企画・展開
各企業の特徴や強みを、独自の高校生向け学習プログラムとして企画・展開。企業の価値を学習プログラムとして次世代に直接伝えることで、ブランドへの深い理解と共感を促します。
・業界理解型
各業界のリーディングカンパニーが業界について解説し、業界の役割や未来を共有。社会課題を早期に伝え、学生の視野を広げる機会を創出し、将来のキャリア選択に役立つ実践的な知識を提供します。
・Vision型
企業の理念やスローガンを学生が自分自身に置き換え、映像を制作。学生は企業のメッセージに共感し、自分なりに表現することで、創造力や自己表現力を高めます。
・Mission型
企業から与えられたMissionに学生が挑戦し、課題解決のプロセスを通して創造力や問題解決能力を磨きます。企業の現実的な課題に取り組むことで、実践的な学びを得る機会を提供します。
▼番組配信
企業のビジョンや社会での役割をテーマにした番組を制作し、配信。企業の理念や事業内容、サービスを次世代のニーズに合わせてエンタメ要素を取り入れて発信し、ブランドとしての認知を広げます。
-次世代向け番組
・Vision Story
企業のビジョンや理念、社会での役割に着目し、番組を制作。リブランディングや企業文化の共有に最適です。
・Service Insight
サービスや商品に焦点を当て、開発ストーリーや特徴を伝える番組を制作。新商品のリリース時にも活用可能で、マーケティングツールとしても活用いただくことができます。
-ステークホルダー向け番組
・The Report
「教育現場で授業を実施して終わり」にせず、次世代育成の取り組みについて、社内外へ効果的にPR・発信。一般社会、ステークホルダーへの影響を最大化し、企業価値の向上につなげます。
次世代をファンに
連携した企業の皆様から、「高校生に自分たちの会社のファンになってほしい」という言葉をよくいただきます。
「ファン」と聞くと、スポーツチームやアイドルを思い浮かべるのではないでしょうか?
私たちは高校生が「企業のファン」になることができると考えています。
例えば、
-「企業の設立経緯に共感したから、ここの商品はチェックしよう」
-「この会社はずっと応援したい」
-「昔からこの会社が好きだったから、採用面接を受けにきました」
高校生の頃から企業のファンだった人々と一緒に働くことや、企業のステークホルダーとして関わってもらえることほど心強いことはありません。
そのために私たちは、企業の特徴や強みを高校生にとっても価値ある学びに変え、授業や番組を通じて次世代のファンを育てていきたいと思っています。
おわりに
クラスイズが提供する企業向けサービスは、企業と次世代をつなぐ新たな選択肢です。企業ブランディングの一環として、企業と次世代が直接関わり、課題解決に貢献する社会的価値を生み出していきます。
今後も企業の皆様にとっても有益な機会を提供できるよう、取り組んでまいります。
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