英語力を磨く価値:AIの限界と英語話者の母数から考える
世の中の多くのビジネスマンは英語力の必要性を感じています。
実際数多くの英会話スクールが乱立し、社会人向けの英語力を向上させるアプリなども多く存在します。
ではなぜ英語力を身につけた方がいいのかを具体的に考えてみます。
①英語話者の母体数
英語をFirst Language(母国語)とて用いる人口は約3億5千万人存在します。この数だけ見ると中国語を母国語として使用する人口が約10~13億人で世界1位のため見劣りするように思えます。
しかし英語をSecond Languageとして話す人を含めると約17.5憶人とその数は一気に跳ね上がります。
つまり母国語が英語以外の話者とも英語を用いてコミュニケーションを図ることができる可能性が高いということです。
さらに学会など世界中の知が集まる場所でも公用語として英語が用いられる。学術の最先端は現在英語でやり取りされている
②AIの限界から英語を学ぶ有用性を考える
AIは無限の可能性を秘めており今もっともホットな話題の一つとなるテクノロジーですが、そのAIが苦手とする分野が確かに存在します。
その一つが自然言語処理能力分野。
AIの基本テクノロジーは四則計算と統計学です。自然言語処理という分野では、そもそも何を計算すればよいのかがわからないような問題が山積みで、いくら処理速度の速いスーパーコンピューターを用いても正確な答えを出すのに地球滅亡の日までかかるようなことが起こります。
同時翻訳のAIが発展しても人と人同士の細やかなコミュニケーションまで代替えすることは不可能です。
この辺りの情報は新井紀子著『AI vs.教科書が読めない子どもたち』を参考になります。
英語をある程度自由に操ることができれば、より多くの人とコミュニケーションが取れます。
つまり圧倒的に情報と人脈を広げるチャンスをものにできるということ
また人口減少による日本の衰退に対応する力をつけることができます。
人口が減少するということは「消費者が減る」ということ。
つまり努力をしても売り上げが減っていく国に私たちは住んでいることになります。日本のような衰退国で生活を成り立たせるためには自分の発信するコンテンツを今一度見直す必要があります。
ようするに「世界の市場」に目を向けることです。
世界で受け入れられるコンテンツに仕上げるためには「言語に頼らないコンテンツ」「翻訳ハードルが低いコンテンツ」もしくは「英語力を身につける」しかありません
以上のことから考えると英語を学習する意義は非常に高いと言えます。
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