第二外国語“音楽語”その2

どうも、ボクです。

昨日更新したブログ、その1の続きです!


その1で、
音楽を言語として捉えた場合の考え方を書きました。
楽曲を「小説」して捉えるということも書きました。

それらのことを前提とした場合、
現在、音楽活動をしている我々は「小説家」もしくは、
「小説家アシスタント」という位置づけになります。

0から物事をクリエイトする点では、
音楽(作曲)も小説もイメージしやすい類似点は多いですよね。


バンドでいうと、
作詞作曲を手がけているのは、●●です。
すなわち彼女は「小説家」です。

アレンジをしてるのは、メンバー全員なので、
すなわち「小説家アシスタント」です。

これで自分たちの立ち位置が明らかになりました。


次に創作活動においてです。
0から物事を創造すること(クリエイト)は、想像通り容易な作業ではありません。
より高度になればなるほど、できるのは
限られたごくわずかな人だけです。

成果物ができるまでの過程を考えたとき、
みさがクリエイトした小説はまだ「原稿用紙」の上のできごとです。
アシスタントがそれを「清書」して「出版社に持っていく」作業をします。

ご想像の通り、
「原稿用紙」・・これは●●が作成したデモ音源のことです。
「清書」・・●●が作成したデモ音源を元に、バンドの各パートごとに
アレンジを加えます。
「出版社へ」・・ライヴへ用のライヴ用アレンジを食加える作業です。


ここで、「清書」について記述します。
「清書」とは、既存の原稿に於ける誤字・脱字や走り書きした略字・癖字・
はみ出しなどといった見辛い要素を書き直すことで排除する行為である。
(wikipediaより引用)

まさに、未完成であるVo:みさの曲にアレンジを加えることで、完成させる
ということです。

ここに注目してください⇒「書き直す」という行為です。

アレンジをする行為は、厳密には「書き加える」という行為に近しいものがあります。

「書き加える」ということ。
それはすなわち、小説家アシスタントから一歩踏み出て、小説家と同等の作業を
行います。

相違点は、0からのクリエイトではないこと。


次に、クリエイトに必要な項目を挙げていきます。

1、創造力
2、発想力
3、理論

これによって、「清書」=「アレンジ」を実行するためには、
3の「理論」が必要であることが導かれます。

「理論」とは、音楽でいうところのその1で記述したように、
”コード理論” ”和音進行”です。

ここでいう「理論」とは文章を書き加える行為をするために
必要な「単語力」「文法」「文型」であり、最低限必要な知識です。

簡単にいえば、読み書きのできない3歳児では、
小説の清書なんてできるわけないでしょって話です。


その1・その2を通して、
音楽が言語であると仮定して話を進めてきました。

言語であるということは、
そこに必要な3つの知識、「文法」や「文型」、「単語」があることを
つい見落としてしまいがちです。

「文法」とは、コード理論であり和音進行。
「文型」とは、スケール理論。
「単語」とは、和音。

オリジナルバンドでは、みなで一つの小説を作り上げています。
その意識を忘れずにいたいのと、重要なのが、
アレンジするためには、その3つの知識が必要であることを
念頭においてオリジナル曲に取り組みたいものです。

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