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Rule 6 リアリティを演出する

クランクベイトで流しているときに、見えバスがいると、そのままクランクベイトで釣りたくなる。しかし、クランクベイトというのは、そもそもカバーベイト。つまり、カバーに隠れているバスを釣るもの。バスにぶつける様に使うイメージだ。

だから、見えバスにアプローチする際にクランクベイトを通しても、バスは、逃げてしまうことの方が多い。見えバスを釣るならば、ライトリグを使うのが堅く、それも、際に落とすのではなく、バスからは見えない位置に落とすべきだ。

釣るのに、なぜ見えない位置に落とすのかといえば、バスに”気付かせる”ことが重要だからだ。シャローにいる見えバスは、カバーに隠れたバスよりも、基本的には、警戒心が強いと見たほうがいい。だから、バスの鼻先に落としにいくのではなく、視界にギリギリ入る辺りに入れて気付かせる。

ルアーを演出する立場からすれば、「見つかりませんように・・」というメンタリティだ。バスに気付かせたいけど、気付かれないようにアクションさせる。どうにかバスから逃げ切りたいという思いでルアーを動かす。そのリアリティが、シメシメと感じたバスにスイッチを入れる。

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