RC2.5
ラッキークラフトのRCシリーズは、あのリック・クランが監修を務め、アメリカB.A.S.S.のウイニングルアーにもなったことから、クランクベイトの一つのジャンルを構築したと言えるルアーだ。中でも2.5というサイズは、小さ過ぎず大き過ぎずの絶妙のサイズ感だ。基本的には、シャローレンジやウィードエリアをターゲットとしているが、ダム湖におけるガレ場では存分にそのチカラを発揮する。
ガレ場の岸ギリギリにキャストしグリグリ巻けば、バスが湧いてくる。ガレ場をランガンするつもりでテンポよくトレースする。流れ込みや変化、カバーが絡まないなら、マズメ時などに集中して攻めると良い。休日のダム湖であっても、サカナを引っ張って来てくれることからも、RC2.5のサカナは、ワームをキャストしていては決して獲れないサカナだと言える。ノンラトルでありながら、ハイアピールであるところも効くのだろう。
ボートが列を成して流している状況にあっても釣れた実績もあるから、とにかくガレ場があれば投げてみる。それくらい信頼しているルアーだ。RCシリーズは、すでに廃盤となっているが、LCシリーズ、RTOシリーズに、その系譜は引き継がれている。バスが最も釣れるとされる2mレンジを攻略するルアーとしては、決して外すことの出来ないルアーだ。