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武蔵は、兵法を学ぶ者へ「9つの掟」を記している ①邪心を持たない事 ②道は観念ではなく実…
「空の巻」は、心が迷うこともなく、常に怠らず、心と意の二つを磨いて、観と見の二つの眼をと…
「風の巻」は武蔵から見た他の剣術流派の批評。武蔵は他流派の事をしっかり知ることで、真の意…
「火の巻」では「水の巻」で説いた水の心身を使っての戦術戦略を説く。戦い勝負のことを火の巻…
水は器にあわせて形をかえ、一滴ともなり、また大海ともなる。そんな水の清らかさを心に抱いて…
地の巻においては、兵法の道のあらましや、武蔵の流派の見かた・考えかたを説いている。兵法に…
五輪書。それは、生涯にわたって兵法の道を探求し続けた宮本武蔵が、その奥義を記したもの。五輪書では、兵法を5つの道に分け、「地」「水」「火」「風」「空」の5巻として書きあらわされている。 宮本武蔵と五輪書 戦国時代の末期に生まれた武蔵は、13歳のころから兵法者と命懸けの勝負をしていたという。21歳のときに京へ上った武蔵は、天下の兵法者と勝負を重ね、すべてに勝利する。 諸国を回りながら武芸者と勝負をし、武者修行を続けていった武蔵は、20代の最後に佐々木小次郎と勝負することに