指導者の方ぜひ見てください!
野球の指導をしていて選手たちから、また大きなことを学びました!
新中学1年生だけの練習を行い、とても選手達は意識と集中力が高いを練習をしていました。期待のできる選手達で、モチベーションもとても高いと思っていました。練習が終わった後、新1年生の保護者に説明会があり、選手達は1時間弱の時間をどう過ごすかなと思い見ていました。すると、1年生代表の選手が、「1年生だけでミーティングを開いても良いですか?」と聞いてきました。こちらは、自主的にそういうことを言ってくることにびっくりしつつ、「ぜひ、ミーティングをして」と伝えました。ミーティング内容を聞いていると、チームの決まり事、学んだことを伝え合う場になっていました。
そこで私は、
なぜこのチームに入って来てくれたか?
チームの目標は何?
個人個人の夢は何?
という質問を投げかけました。
なぜこのチームに入って来てくれたかという質問に対して、一番答えが多かったのは、
楽しく野球ができると思ったから
この言葉はとても大切で、野球というスポーツは「忍耐力」「くるしい」という言葉が浮かびがちだが、楽しく野球ができると思ったという言葉は、とても嬉しかったです。
「楽しい」は何かをすることの「原動力」になる
このことを選手から学ばせてもらいました。
指導者はいかに、教えていることに「魅力」があり、「楽しい」かを伝えていくことが大切かを実感しました。
チームの目標は「楽しく、勝つこと」
これも、私自身プレイヤー時代、勝った先に楽しさがあると思っていました。苦しい中で、戦って、やっと手に入れる勝利に、今までおこなってきた練習を思い出し、「勝つ事が出来て良かった」と思い、そこに「楽しさ」や「充実感」を感じていた部分がありました。
しかし、「楽しくするとこで勝てる」という発想を、選手たちの提案で、そういう答えもあるのかと思いました。その思いを尊重して、試合をし、知恵を振り絞って、選手達だけで出した答えは、大切な知恵と考える力として残っていくとであると思います。
この楽しくする事で勝てるというのは、普段の練習も楽しいから練習をしている、試合も楽しいからする、普段から楽しく野球をしている選手にとって、楽しく野球をするから勝てるという発想になっているのかなと感じました。
夢は何?
この答えは、「プロ野球選手」という答えを出すのが多いのではないか、という予想を立てていましたが、プロ野球選手という言葉は、1人以外居ませんでした。
獣医・ゲームクリエイターが1人ずつで、その他の選手達は
「まだ決まっていない」
という答えでした。
ここで私が感じたのは、まず、プロ野球というものが、テレビ中継など少なくなっていて、有名じゃなくなってきていることが、要因にあげられると思います。後は、夢という大きなものよりも、目の前の楽しいことを優先する子供達が多くなってきているのかなと思いました。
最後にまとめると、小中学生の指導をおこなっている方は、その競技(勉強等も含めて)を夢中にさせる為、「魅力的な要素」「楽しめる要素」「考える要素」これらのことを選手達(生徒)にどう伝えるか、選手達(生徒)がどう捉えて、楽しく続けていけるか、夢中になってもらうかを考えていかなくてはならないと思いました。
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