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おっさんの日常はハード、ハートはソフト!(御報告的な感じで)

8月2日、夕刻。

自動車の列はさっきから全く動いていない。帰宅時間ともなるといつも渋滞する。特に今日は特売の日という事もあり、スーパーの駐車場に入ろうとする車が公道まではみ出し軽い渋滞を引き起こし、強引に入ろうとする車に苛立った運転手がクラクションを鳴らすと遠吠えに応える犬のように別の車からもクラクションが発せられた。

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暑さの中、外仕事の疲れで早く帰宅したいのに信号が変わる度に車が増えていく感じがして苛立ちがつのる。

僕は渋滞の列の中、まるで舳先(へさき)に立って不吉な潮目を読む老練な漁師のように前方に途切れなく並んだ車の列を体をもたれかけるようにして両手でハンドルを握り眺めていた、その時、ドンという重い音と共に体に痛みが走った。

一瞬、何が起きたのか理解出来なかったがバックミラーを見て理解した。そこにはバスが間近に映っていた。そう、追突事故だ。所謂(いわゆる)、カマを掘られた。

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腰と背中の痛みで直ぐには動けなかったが、運転席のドアを開けて ゆっくりと車外に出ると腰の激痛に耐えかねテディベアのようにペタッーと尻もちをつくようやな崩れ落ちてしまった。

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バスの運転手が慌てて飛び出してきて「すいません。ごめんなさい。」を連呼した。僕はしばらくテディベアのように路上で座ったまま運転手の焦った顔を眺め続けたが、その前に肩を貸せwwwwww日中の暑さで路面めっちゃ熱いねんぞwww

その事故のせいで軽い渋滞が猛烈な渋滞に変わってしまった。一旦、車をスーパーの駐車場に退避させるもバスは入ってこれず渋滞は増すばかり。

足を伸ばしたかったので車外に出て駐車場のアスファルトにへたり混んでいたが、アスファルトが熱い熱い。おまけに大量の蚊の群れに襲われ身も心もへし折れていた、その時、警察が到着。「事故の方ですか?大丈夫ですか?」と声を掛けられ顔を上げると…!!

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か、可愛い///そこに立っていたのはまさに天使///こんなに可愛い婦警さんがこの世に居るのか///本音で思った。

何処ぞのアイドルが一日署長的ことで撮影でもしてるのではとカメラを探してしまう程に可愛いかった。警官になって2年目、まだ初々しさが抜けない感じがまた良い///

このご時世、下手なことを言ったら全てセクハラになってしまうが、話さずにはいられず、あれやこれやと話をしてしまった。そのお陰で痛みも事故の緊張も和らいだ。

その婦警さんと一緒にきたベテラン警官のおじさんも気さくな方で「可愛い相棒ですね。」と僕が言うと「えっ?僕ですか?」とボケて返すくらい気さくさ。

応援で二名の警官が駆けつけて来た時も「今の若い警官もイケメンばかりですね。」と僕が言うと「えっ?僕ですか?」と重ねてボケてきた。これは流石に公務執行妨害になってでも殴ってやろうかとイラついたw

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そんなこんなしてる内に救急車が到着し乗せられ病院へ。着いたからといって直ぐに治療出来ないのが今のご時世。コロナ検査をしてからの治療になると看護師さんから説明を受けて、すかさず鼻に検査の棒を突っ込まれる。かかりつけの医師にやって貰った時は痛みを感じなかったのだが、今回の検査の棒は痛い。技術力、腕の差なんだろう。

検査結果が陰性と陽性では治療の仕方が変わりますと説明を受けた後、棒を刺された。10秒鼻に刺したまま放置すると言われ密かに数えていたが18秒も放置された。

( ゚д゚)細かいなwwwwww人としての器がシルバニアファミリーの器くらい小さい男wwww

病院に運ばれ検査結果待ちする僕///

10分くらい待っていると看護師さんが結果報告する為に処置室に入ってきた。その表情は暗く重かった。ここ数日、夏バテ気味で体もだるかったので、もしかして…嫌な想像が頭を過ぎりドキドキが増していく。そして、暗く重い表情の看護師さんが口を開いた。

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看護師さん「バルスさん。陰性でした。車椅子に乗って移動しますね。」

僕「そ、そうですか。陰性でしたか…。」

(*º ロ º *)いいじゃんwww陰性でいいんじゃんwwwwww伝え方の口調と表情が「陽性でした」のノリなんよwwwwwwwww

陰性と陽性でほ意味が大きく変わるんよ。オデッセイとおせっせくらい意味変わるし皇潤と要潤くらい用途が変わるんよwwwwww

( ゚д゚)例えが下手wwwwwwwwwwww

そんな中、看護師さんが家族に連絡しましょうかと言ってくれたので、うちの人(嫁)の勤め先に電話して貰った。後に聞いたのだが、「○○病院ですが旦那さんが事故で…」と聞いた途端、膝から崩れ落ちたそうです。完全にしんだと思ったそうですw

(  °-°  )勝手に殺すなwwwwww

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そんなこんなでレントゲンやら何やらの検査を受けてから医師との問診。レントゲンを見せられ説明を受けたのですが、数日前にやった健康診断で飲んだバリュームが映り込み、それが邪魔で見たい部分の骨が全く見れないと半笑いで言われたwwwwww

結局、車も体も大事には至らなかったのが不幸中の幸いでした。帰宅後、軽い食事を済ませると緊張の糸が切れたのかリビングで寝てしまった。深夜、目を覚ました。時計を見ると午前三時。枕元にはうちの人が起きて見守ってくれていた。普段は喧嘩ばかりなのに…そう思うとジーンと目頭と胸が熱くなった。

その刹那、開口一閃「あんた!めっちゃオナラしてたで!」と。

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∑(゚Д゚)そ、そうなんwwwwwwww
めっちゃ恥ずかしいやんwwwwww

爆睡していたが、その時、「スぅー」と音の無い放屁をかわきりに「ぴぃー」や「ぷっ、スぅー」を連発。極めつけは「ぶぅびぃぃぃぃぃぃぃーー」とトトロがネコバス呼んだの?ってくらいの放屁をして、その自分の放屁に驚き目を覚ました僕だったが、周りを見渡し うちの人を見つけるや否や、「今のオナラ、お前がしたの?」みたいな表情でうちの人を睨み、「違う、違う!」と否定するうちの人に舌打ちして また寝たそうです。

(*º ロ º *)全く覚えてねぇぇぇぇぇwwwwww

今回の追突事故の中で一番の被害者は寝っペを長時間聞かされ続けた、うちの人だったのかもと反省する男バルスでした。

来世は緊張の糸が切れても寝っペしませんように。
(。-人-。)


音声配信スタエフでジャンクという名前でひっそりこっそりやってます。よかったら寄ってくださいな。
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