バートレット

TCGとかアメコミ映画とかいろいろな題材で記事を執筆しています。

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マガジン

  • GRゾルゲ血風録

    これまでに組んだGRゾルゲについてまとめました。

  • 紅蓮ゾルゲ回顧録

    バートレットがこれまで構築した様々な紅蓮ゾルゲ。構築に至った経緯、そこに懸ける思い、願いを綴ります。

最近の記事

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紅蓮ゾルゲ回顧録 第1話 ~バッシュゾルゲ、天啓を下す~

序論:Zolge is still alive. デュエル・マスターズ。  15年以上もの歴史を誇るこのカードゲームにおいて、さまざまなデッキが綺羅星の如く産まれては消え、輝いては死を迎えを繰り返してきた。  その中には環境で天下を取り、多くのプレイヤーを勝利に導いたデッキもあれば、CS会場でひっそりと息を潜め、熟練の暗殺者の如く油断していた対戦相手を葬り去っていったデッキもあった。  15年という歴史と膨大なカードプールがもたらすものは、ゲームの勝利というたったひとつの目的

    • アーマード・コア6 ファイア・オブ・ルビコン 第3部「不滅のレイヴンソウル」より 「ヴェスパー・セブン・ミーツ・ニンジャ」

      【しっぴつチームよりおしらせ】 このSSは大人気UNIXゲーム「ARMORED CORE 6 FIRE OF RUBICON」の致命的なネタバレが含まれています。具体的にはチャプター3以降のネタバレのため、そこまで遊んでおらずネタバレを気にされる方はブラウザバックをお願いします。しかし現在3周目をプレイ中の我々はもうネタバレなど一切気にせずSSを書いた。よって普通に公開する。わかったか。 また、SS中の描写はゲーム本編と異なる部分も多々あります。しかしそもそもニンジャは実在し

      • 「空のAC」ファンから見た、陸のACの魅力 ~ファン層意外と被ってる理由の考察~

        2つの「AC」 突然だが、世の中には「AC」と呼ばれるゲームシリーズが2つ存在することをご存知だろうか。  1つは「エースコンバット(ACE COMBAT)」。実在・架空の軍用機を操り、様々なミッションを攻略して「エースパイロット」体験を味わえるフライトシューティングゲームの金字塔である。大空を自由に飛び回りながら、戦場の英雄としてその名を轟かせることを主眼に置いた、「空のAC」だ。  もう1つは「アーマード・コア(ARMORED CORE)」。規格化された様々なパーツ

        • 考察:ストレンジリアルの人類史の起源は「アネア大陸」にあった?

          まえがき エースコンバットシリーズを横断して描かれる世界観「ストレンジリアル」。エースコンバット7ではこれまでの歴史の集大成が描かれると共に、3の存在を正史に組み込むための様々な描写が表に裏に見受けられた。例えばサブリメーションの前段階である「マインドトランスファー」を施されたミハイAI、シンギュラリティの萌芽が見られたAIアシスタントのAlex、そしてNUN(新国連)の前身組織である「IUN(国連)」の存在。さらにはGR社によるアリコーンとトリガーを巡る策謀。それまで黒幕と

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        紅蓮ゾルゲ回顧録 第1話 ~バッシュゾルゲ、天啓を下す~

        • アーマード・コア6 ファイア・オブ・ルビコン 第3部「不滅のレイヴンソウル」より 「ヴェスパー・セブン・ミーツ・ニンジャ」

        • 「空のAC」ファンから見た、陸のACの魅力 ~ファン層意外と被ってる理由の考察~

        • 考察:ストレンジリアルの人類史の起源は「アネア大陸」にあった?

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          2本
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          スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームを観に行く人が履修すべき作品とは?

          はじめに どうも、バートレットです。はじめましての方ははじめまして。そうでない方はまた会ったな。生きてるぞ。  今回唐突に筆を執った理由が、今世間がスパイダーマンで大騒ぎになっている空気を肌で感じ取っちまったからでございます。  というのも、どうやら1月7日に日本封切りが予定されているスパイダーマン映画最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の日本語版主題歌が決まり(一応これについては様々な意見があるようですが置いておきます)担当アーティストのファンも続々スパイダー

          スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームを観に行く人が履修すべき作品とは?

          【解説】2019年DM全国大会北陸エリア予選準決勝のカバレージが出来るまで

           どうもバートレットです。前回の第2回東海CSのカバレージ解説が好評だったので、今度はいよいよ公式カバレージ、DM全国大会北陸エリア予選の準決勝の記事の話でもしようかと思います。  とは言っても、前回と方法論が大きく変わったわけではないですが、色々と裏話とかできればなと思ってます。  カバレージ本文は以下から読むことが出来ます。 1. きっかけ きっかけとしては前回よりも単純でした。あーくんさんや神結さんから「もっと読みたい!」と次のカバレージ執筆をせがまれたのを皮切り

          【解説】2019年DM全国大会北陸エリア予選準決勝のカバレージが出来るまで

          【解説】第2回東海CSのカバレージが出来るまで

           どうもバートレットです。最近はDMをやるよりも見る側に回りつつあります。アレですね。バディファイトのパル子ちゃんみたいな立ち位置ですね。自分もバディファイトのデッキは持ってるけど主戦場は実況解説とかみたいな。  で、今まではニコ生で喋るのがメインだったんですが、書く方にも手を広げようと思い立ち、今年度はこれまでカバレージを3本書きました。東海CSで2本、北陸エリア予選で1本書いてます。  今回は、何故カバレージを書こうと思い至ったのか、そしてカバレージが公開されるまでに

          【解説】第2回東海CSのカバレージが出来るまで

          【GRゾルゲ血風録】信じて封印した女神エメリアちゃんがゾルゲループにドハマリしてデカいボルバルザークとしての人生を送るなんて…… ~エムラGRゾルゲ~

          序章 「異界月」異聞 イニストラードの異界月に封印されたエムラクールは、ある存在と邂逅していた。 「これはこれは、誰かと思えば女神エメリア様ではないか」 「その声は……ボーラス君!?」  気さくに手を振るエルダードラゴンの姿を見たエムラクールは思わず目を(実際のところエムラクールの目ってどこにあるんだかわからないが)剥いた。 「え、貴方元気にアモンケットで陰謀巡らせてたはずよね」 「あぁ、どうやら時空が混乱しているようだな。実のところ我はあの後、なんやかんやあって貴様と

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          【GRゾルゲ血風録】信じて封印した女神エメリアちゃんがゾ…

          【GRゾルゲ血風録】 DMGP8th顛末記 ~ゾルバルブルーGT-R~

          Prologue 【紅蓮ゾルゲ】は死んだ 1st Seasonにあたるところの「紅蓮ゾルゲ回顧録」では、私がこれまでに組んできた紅蓮ゾルゲを構築する上での思考の流れや、実際にプレイした状況をカバレージ風味でお届けしていた。  だが、時に2019年3月30日。ついに私は【紅蓮ゾルゲ】というアーキタイプの研究を打ち切らざるを得なくなった。  それこそが、《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》および各種GR召喚という、上位互換の登場である。まさか、こんな形で【紅蓮ゾルゲ】がと

          【GRゾルゲ血風録】 DMGP8th顛末記 ~ゾルバルブルーGT-R~

          【デュエマCS運営】ゼロから始めるスコアキーパー生活

          まえがき はじめましての人ははじめまして。そうでない方はどうもこんにちは。  静岡県でTCGを嗜むバートレットと申します。  普段はデュエル・マスターズで遊びつつ、たまーに大会運営に携わったりしています。主にスコアキーパー、たまにフロアジャッジ、大きい大会では実況なんかもやってます。  あ、それとデュエマの認定ジャッジ資格も持ってますよ。第1回ジャッジ試験を通過しました。それ以来ずっとLv1認定ジャッジです。  運営経験で一番実績があるのはスコアキーパーです。もうかれこれ5

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          【デュエマCS運営】ゼロから始めるスコアキーパー生活

          紅蓮ゾルゲ回顧録 THE FINAL ~【ゾルバルブルー】を携えて~

          序章 神話、再誕 デュエル・マスターズのプレイヤーなら誰だって、「あの竜」の名を知っている。  けれど、「あの竜」が支配した時代そのものを知っているプレイヤーはもう、稀だ。この時代の戦いは、公式の記録にも残されてはいない。     -DM:Akashic Record「DM史:"ボルバルブルー"を携えて」より  デュエル・マスターズの始まりからはや17年。今や、その名だけが、プレミアム殿堂という墓碑銘に刻まれ、現代を生きるプレイヤーたちは、まるでおとぎ話のように

          紅蓮ゾルゲ回顧録 THE FINAL ~【ゾルバルブルー】を携えて~

          紅蓮ゾルゲ回顧録 第4話 キャプテン・カレーパン ~卍ゾルゲの野望~

          序章 流転する改造計画 さて、前回ご紹介した紅蓮ゾルゲ界のトキこと【墓地ソMDWゾルゲ】だが、やはりトキは病人である。  剛の拳よりストロングな柔の拳とはいえ、《"龍装"チュリス》から《D2M2 ドグライーター》に革命チェンジして殴りに行くので、どうしても相手に「ワンチャン与えて」しまう。《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》の効果発揮タイミングが自分のターンの開始時というのもややきつい。序盤から殴ってくる速攻系は《"龍装"チュリス》で殴る対象を殴ってきた相手の打点が高いクリ

          紅蓮ゾルゲ回顧録 第4話 キャプテン・カレーパン ~卍ゾルゲの野望~

          紅蓮ゾルゲ回顧録 第3話 ゾルゲの拳 -墓地ソMDWゾルゲ-

           序章 【バッシュゾルゲ】への反魂術 【ジャックゾルゲ】の構築がある程度煮詰まった後、私はさらなる紅蓮ゾルゲを産み出すための構想を練っていた。  折しも時代はDM新章が終結に向けて動き出しており、カードプールには「裁きの紋章」や「魔導具」が投入されようとしていたのだ。  その最中、私は前環境である革命ファイナル期に産まれたあるギミックに着目していた。  D2フィールドだ。  前回のジャックゾルゲにおいても、《Dの悪意 ワルスラー研究所》を使用していたが、戦術の中核というわけで

          紅蓮ゾルゲ回顧録 第3話 ゾルゲの拳 -墓地ソMDWゾルゲ-

          紅蓮ゾルゲ回顧録 第2話 ~スコッチでもない、バーボンでもない。ジャックゾルゲ~

          序章 《ベイB ジャック》との出会い もう、1年以上前の話になる。  私はその日、(後に【バッシュゾルゲ】が骨を埋めた地として認識される)赤池にいた。  そこで行われていたのは、伝説が集う大会。  そう、第2回レジェンドCSが行われていたのだ。  決勝戦、私はタブレット端末のカメラで写真を撮りながら、Twitterを一心不乱に更新していた。この光景を、いち早く多くのデュエマプレイヤーに伝えたかった。  目の前で戦うのは、当時調整チームの名門として名を馳せていた2つのチーム

          紅蓮ゾルゲ回顧録 第2話 ~スコッチでもない、バーボンでもない。ジャックゾルゲ~