夭折の詩人・田中千鳥の世界
この頃地元紙で田中千鳥が取り上げられるので
その作品を見ると
けむり
ばんかたの空に ぽつぽつと きえてゆく きしゃのけむり
無題
キノハノ ヲチタ カキノキニ オツキサマガ サキマシタ
6歳
シロイクモ
シロイクモミテモ アンナニ ハシル
ウエカラミタラ ドンナニハヤイダラウ アオイソラ二 シロイクモ
7歳
ヒヨコ
六パノ ヒヨコ カワイイヒヨコ ピヨピヨアソブ
エサヲヤッテモ オカアサマハ イッショウケンメイ ツチホゼリ
6歳
オツキサマ キレイナキレイナ オツキサマ
クモガ ヨコシヲ オトモシテ オツキサマㇵ タノシカロ
6歳
七歳で夭折した女の子の詩ですが
その才能が惜しまれます
母親は田中古代子
大正時代の鳥取県で最初に新聞記者になった女性で
小説家、作家でもありましたが38歳で死没しました
調べるとnoteにブログ 田中千鳥の世界がありました
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