「複合力」で知的生産性を高める
テレビ等でも活躍中の明治大学齋藤孝教授がKADOKAWAから出版された本を読みました。
インプット×アウトプットのサイクルをどうまわすかが勝負!習慣化の仕組みを作って、「脳を開放」せよ。「行動の組み合わせ」で生産性は無限に高まる!単純作業すら「知的な瞬間」に変える驚きの思考。(「BOOK」データベースより)
読書、説明、雑談、勉強、創作などの行動を同時に行うことで、生産性を高めるという考えに基づいて提案されるのが、「複合的な習慣」を身に付けることです。
まず「複合力」を発揮するために必要な基礎力のポイントが掲げてあります。
①1つのことを自動化できるようにする
②頭の中にナビゲーターを持つ
③メタ意識を持つ
④「なんとなく」で考え事をしない
これら4つによって「脳の許容量を増やす」ことが可能になる。p104
さらに複合習慣の基本パターン
①話す×書く
②聞く×書く
③読む×話す
の方法が説明され、後半は教授自身が実践されている複合行動が紹介されています。
AI時代到来により、今後益々人間は独自性を求められ、イノベーションを起こす人材の確保が激しくなるでしょう。
私自身仕事をしていた時はいつもながらで、同時に3つをこなす必要がありました。
今働いておられる方にとっては、当然の話かもしれませんが、自分の習慣を振り返る機会にこの本を読んでみるのもいいかもしれません。
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