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罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない

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遺体で発見された善良な弁護士。一人の男が殺害を自供し事件は解決――のはずだった。「すべて、私がやりました。すべての事件の犯人は私です」
2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の"告白"、その絶望――そして希望。「罪と罰の問題はとても難しくて、簡単に答えを出せるものじゃない」
私たちは未知なる迷宮に引き込まれる――。(Amazon内容紹介)

私のGW3冊目は、話題になっている東野圭吾さんの新刊です。

東野圭吾さんの作家生活35周年記念作品であり、帯には「白夜行」「手紙」新たなる最高傑作、東野圭吾版『罪と罰』とあって、最初から大きな期待を持って読みました。

読み終わってみて、「白夜行」「手紙」とはちょっと感触が違うかなと感じています。数多くのヒット作品を持つ著者の、円熟というか渋みというのでしょうか、そんなものが滲み出ているいるように思えました。

表題は、被害者遺族と加害者遺族のことを若い所轄の巡査が表現した言葉の中にあります。

東野圭吾作品らしく、裁判における新たな制度である被害者参加制度を取り入れつつ、被害者、加害者それぞれの遺族の心中も丁寧に追っているところが人気の秘密だと感じます。

ミステリーなので、内容を詳しく書くことができません。
今までのシリーズものとは明らかに違っていますので、是非自分の目で確かめていただきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。カレンダーどおりだと今日からGW休みという方もおられるでしょう。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。

昨日のnoteは↓

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