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深緑野分「スタッフロール」

おはようございます。
今週は大相撲名古屋場所と世界陸上が開幕し、スポーツを楽しむ時間が増え
本を読む時間がますます減ってきていますが、20日の発表を前にこの作品は読むことができました。

読んだ本の紹介

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出版社:文藝春秋
発売日:2022年4月13日
単行本:469ページ
内容:特殊造形師・マチルダとCGクリエイター・ヴィヴィアンの2人が、映画の世界でもがき、苦しみながらも特殊効果という技術で共鳴し合う。

この本を読んだ理由

作品としては7月20日に発表される直木賞候補だったことが大きいですが、氏の「ベルリンは晴れているか」「戦場のコックたち」の印象が強く、この度は映画の世界、それも特殊効果というマニアックな世界をどう描いているのか気になりました。

あらすじ

戦後ハリウッドの映画界でもがき、爪痕を残そうと奮闘した特殊造形師・マチルダ。脚光を浴びながら、自身の才能を信じ切れず葛藤する、現代ロンドンのCGクリエイター・ヴィヴィアン。CGの嵐が吹き荒れるなか、映画に魅せられた2人の魂が、時を越えて共鳴する。
特殊効果の“魔法”によって、“夢”を生み出すことに人生を賭した2人の女性クリエイター。その愛と真実の物語。

Amazon内容紹介

感想

先に挙げた氏の作品が私に強烈な印象を残したせいか、その後の作品も読んでいるのですが、なかなか心を掴まれることがなかったです。

今回の背景に私の好きな映画の世界があり、実在する映画も登場するので、特殊効果というマニアックな世界を描いているものの、多くの人に受け入れやすい作品に仕上がっていると思いました。

しかし私としては、まだまだ物足りなさが残り、他の候補作品を読んでいませんが、受賞は厳しいと感じました。

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