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奇妙で美しい世界への誘い

こんにちは。台風の影響で風が強かったのですが、これからまた雨の予報です。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

さてやっと今日は本の感想をお伝えします。

読んだ本の紹介

出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋
発売日 ‏ : ‎ 2020年3月10日
文庫 ‏ : ‎ 228ページ

この本を選んだ理由

吉田篤弘さんの大人のための短編集という紹介に惹かれて電子書籍を購入しました。

あらすじ

それは「テントン」と名乗る男から来た一本の電話が事の起こりだった。男の誘いに乗り、新聞記者のSはある島へ向かう。出迎えたのはミニチュアの家が連なる街と、赤児ほどの背丈しかない男。「ようこそ我らの王国、リリパットへ……奇妙な味わいの表題作「ガリヴァーの帽子」元作家と元シェフが暮らし始めた洋館に現れた王子の奇妙な顚末を描く「孔雀パイ」奇妙な夢の中で川を下りながら鰻屋を経巡る「ご両人、鰻川下り」シャンパンの泡たちの短い一生を描いたおかしな寓話「かくかくしかじか」ほかに、コーヒーカップを持つと手がなぜか震えてしまう「手の震えるギャルソンの話」、彼女の残していったトースターをめぐる奇妙な出来事を描いた「トースターの話のつづき」など。おかしく哀しく奇妙で美しい、色とりどりのおもちゃ箱のような短編集、読む人々を不思議な世界へといざなってくれる、物語好きの大人のための8編。

Amazon内容紹介

感想

この短編集は、普通の日常に潜む不思議さやユーモアが満載です。

作品紹介にもあるように色とりどりのおもちゃ箱のような魅力があります。彼の作品を読むと、現実世界の枠を超えて、想像力と感性が広がるような気持ちになります。

物語好きの大人にとって、著者の作品は心を豊かにしてくれるように感じました。

#シニア #いなか暮らし #今日のつぶやき #吉田篤弘 #文藝春秋 #読書感想文 #読書好きと繋がりたい #毎日note

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