「ミッテランの帽子」アントワーヌ・ローラン著
昨夜は今日からきちっとした時間で過ごそうと考えていたのに、朝になったら頭が重く、先ほどベッドから起き上がり、可燃ごみを捨て、洗濯を始めました。プロテインを1杯飲み、ルイボスティを入れて、PCに向かってこれを書いています。
その帽子を手にした日から、冴えない人生は美しく輝きはじめる。舞台は1980年代。時の大統領ミッテランがブラッスリーに置き忘れた帽子は、持ち主が変わるたびに彼らの人生に幸運をもたらしてゆく。うだつの上がらない会計士、不倫を断ち切れない女、スランプ中の天才調香