いよいよ第8作まできました(25-50)
寒い朝でした。日中は20度まで上がるそうですが、この晴れた空も午後には下り坂とのこと。窓越しで日差しを愛おしむようにしてこのnoteを書いています。
昨日書こうと思っていた読み終えた作品は高田郁氏の時代物シリーズ第8作でした。
遠目には無地、近づけば小さな紋様が浮かび上がる「小紋染め」。裃に用いられ、武士のものとされてきた小紋染めを、何とかして町人のものにしたい―そう願い、幸たちは町人向けの小紋染めを手掛けるようになった。思いは通じ、江戸っ子たちの支持を集めて、五鈴屋は順