見出し画像

キウイ以外に実りのないお話

また暇つぶしがてらつらつらと。

キウイ狩りに行って来たお話。
鳥じゃなくって、果物の方。

鳥のキーウィにちなんでキウイフルーツと命名されたのは、姿が似ているから、というのは俗説で実際には輸出の際にニュージーランドのシンボルである鳥・キーウィの名前を冠したからとのこと。
「フジヤマ」や「サムラーイ!」みたいなノリでしょうか。
実は原産地は中国なのだとか。だったら「ザ・グレートウォール!」とか「テンアンモーン」の可能性も……ないね。ない。

それはさておき、キウイフルーツの和名は「鬼木天蓼(おにまたたび)」。漢字だけ見るとちょっと強そう。
そして学名は「Actinidia deliciosa」。
deliciosa(美味しい)Actinidia (マタタビ属)?
こちらはちょっと他のマタタビ属との軋轢が心配になりそうな強気な命名です。

マタタビ科マタタビ属のキウイフルーツ。マタタビってことはネコはキウイで興奮するのか?といえば、興奮するんだそうです。
木の根や葉に含まれる成分マタタビラクトンによって興奮したネコは、攻撃的になったりキウイの根を掘り起こして齧ったりするのだとか。
鳥のキーウィも猫に襲われてだいぶ数を減らしたと聞きますが、そんなとこだけ似なくてもいいだろうに。
(市販のキウイフルーツはマタタビラクトンが微量なので猫に与えても“大抵は”大丈夫、らしい)

さて、キウイの木は樹高およそ1.5mのつる植物。
前後左右に伸びたつるが隙間なく絡み合って屋根のようになり、そこからぷらーんとぶら下がる様に果実が生っています。つまり、

キウイ狩りは腰にくるから気をつけて!

といいたいだけのお話でした。

おしまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?