「いつ書いてるの?」「ネタはどうやって?」「恋愛小説にモデルはいるの?」をよく聞かれるので答えました

※土曜日は読む人が激減することが判明したので個人的な話を。

「いつ書いてるんですか?」

夕方、お店が開店する前に1時間から2時間くらいPOMERAという簡易ワープロを使って書いています。

お店以外ではヨガスタジオに早めに行ってそこで書くのと、電車の中もどういうわけか筆が進むようです。

「ネタはどうやって集めるんですか?」

街を歩いてるとき、どうやら僕はすごくキョロキョロ周りを見ているみたいで、妻に「キョロ吉」と呼ばれているのですが、それで「面白いなあ」とか「どうしてなんだろう」とか色々と考えています。

例えば先日、青山フラワーのダリアとかバラが咲き乱れている前でインド人家族が「記念写真」を撮っていました。「え!!」とすごくびっくりして「どうしてなんだろう」と考えたのですが、逆に彼らインド人としては「なんでこんな綺麗なお花の前で一緒に写真を撮るのが変なの?」って思うのかなあとか色々と考えました。それで、「普段、どうして僕たちは写真を撮るのか?」ということを書こうかなとか思いました。

あるいは最近、渋谷のセンター街の「帽子専門店」が潰れたんですね。で、「あれ? 帽子って最近の若者の重要アイテムだったよなあ。どうして潰れたんだろう? でも、昔の日本人の写真を見てたらスーツの男性は必ず帽子を被っているなあ。日本人にとって帽子って何だろう?」とか考えました。

ちなみにその帽子店の後に何が出来るのか楽しみにしてたら、牛肉を串に刺して焼く、お祭りの屋台でよく見かけるタイプのお店ありますよね。それが出来てて、「え! それ、渋谷で売れるの?」って見てたら全然入ってなくて、「やっぱり肉汁が垂れてくるからかなあ」とかって考えました。

それで、汁が垂れてくると言えば、最近みなさんお気づきかとは思うのですが、「ケバブ屋さん」がすごく増えていますよね。あれ、そんなにたくさんは利用している人いないんです。でも世界中のどの街角にもありますよね。渋谷の場合は駐車場や道端でケバブ専門トラックみたいなので売っているのが多いのですが、「場所代」みたいなのもかかるだろうし、そんなに儲かるのかなあと考えたりしました。

あと、先日井の頭公園の象のハナコが亡くなりましたよね。そのことについて何か書こうとずっと考えてまして、ネタを集めてるのですが、吉祥寺のあるお花屋さんでは売り上げの8割が「ハナコへの献花用」らしくて、なるほどなあとか思いました。あと、ある方と話していて、吉祥寺に住もうと決めた理由が、「10分くらい歩いたところに象がいるって良いなあと思って」って仰ってて、「あ、それ良いなあ。ハナコの話のシメに使おう」とか思いました。

そういうことを「気がついたらメモ」しておいて、透明の「メモ入れ袋」に投げ入れておいて、たまにそれらを読みなおして書いています。

「金曜日に書いている恋愛小説はモデルとかがいるんですか?」

いません。あれは「どういう男女の組み合わせだと切ないと感じるのだろう」と考えて、「40歳既婚女性と22歳独身男性」とかって感じで、組み合わせを先に考えて、「じゃあどこで出会うんだろう」「どうやって告白したら切ないんだろう」という順番で考えています。ちなみにそろそろ「組み合わせのパターン」がなくなってきて、「困ったなあ、いくらでも書けると思ってたのに」と悩んでいるところです。

※池田園子さん https://note.mu/sonoko0511 が「noteのおすすめコンテンツ7選」で僕を紹介してくれています。ありがとうございます。 http://ure.pia.co.jp/articles/-/57108

僕のcakesの連載をまとめた恋愛本でてます。「ワイングラスのむこう側」http://goo.gl/P2k1VA

この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています。今日は「好きな動物ベスト3」です。

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