渋谷の外国人あれこれ

先日、渋谷から最終の井の頭線に乗ったら、隣が16、7才の女の子二人組で、すごくお洒落でどちらもハーフだったんです。

一人はラテン系とのハーフでたぶんブラジル人とかアメリカのヒスパニック系なのかな、もう一人は東南アジア系とのハーフで勝手な想像だけどフィリピン人のハーフなのかなってずっと眺めていたら、二人が首から【사랑해요(韓国語で愛しています)】ってカードをぶら下げているんです。で、「あ、もしかして韓国系アメリカ人なのかな」って思ってずっと耳をすましてたら二人の会話は日本語で、どうやらKーPOPのライブの帰りみたいなんです。

二人はずっとスマホでインスタグラムを眺めながら「これ、可愛い!」って韓国の男性アイドルの写真に「♡」をクリックしていました。

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最近、街で歩いている東北アジア人が中国人なのか韓国人なのか日本人なのか、あるいは別の地域の東北アジア人なのか区別がつかなくなってきましたよね。

以前は「若い韓国人特有のメイクや髪型」というのがあったけど、最近は若い日本人もちょっと違うけど同じようなのをしているし、聞くところによると、上海人は「韓国ドラマが好きで韓国のファッションを参考にしている人たち」と「CanCamやJJなんかが好きで日本のファッションを参考にしている人たち」とに分かれているそうです。

そしてたまに「クラブに行く前にちょっと渋谷で飲んでいる」みたいなすごく派手な若い中国人グループを夜中に見かけることがあります。僕のイメージだと「六本木風」と表現するのが一番しっくりくるのですが、男性はおもいっきり刈り上げで、サングラスをしてて、今なら迷彩柄のジャケットとかで、女性は肌の露出が大きくて、ヒョウ柄みたいなのを着て、髪型はボブだったりショートだったり色々です。香港人なのか台湾人なのか、はたまたシンガポール人なのか上海人なのか、どこなのかわからないのですが、東京を楽しんでいる感じがして僕は嬉しいです。

わからないと言えば、ヒジャブをしている東南アジア系の女性がよくいるんですね。アラブ人やイラン人じゃないんです。あの人たちってマレーシア人なのでしょうか。それともインドネシア人、あるいは中国のウイグル人ってことはないですよね。

ちなみにそういう時って検索すれば答えはわかるはずなのですが、何度も書いているように僕はそれはしないことにしています。ある日、何かのきっかけで「あ、そうなんだ」って知る瞬間が楽しいので謎のままとっておきます。

日本語がぺらぺらのロシア人女性っていますよね。あれ、ずっと前から「どうしてロシア人は日本語の発音が上手いんだろう」って疑問に思ってたら、「ロシア人にとって日本語の発音ってとても簡単」なのだそうです。同様に、「日本人もロシア語の発音は簡単」だということです。知ってましたか? 韓国語や中国語がこんなに発音が日本語から遠いのに、不思議です。

僕は外国人の行動をチェックするのも結構好きでして、例えば渋谷には「立ち食い寿司屋」と「回転しないタッチパネル方式寿司屋」があるんですね。

どちらも外国人だらけでして、タッチパネル方式の方はどっちかというと「日本にはまだ素人な外国人」が多くいて、子供連れで「サーモンとかマグロとか」を大量に注文しています。立ち食いの方は「サビヌキ」って言葉を知っていたり、貝を注文する外国人がいたりと「渋いなあ」って思わせます(ちなみに外国人はめったに貝を注文しないですね)。

ところで最近気がついたのが白人と黒人がスマホを横にして両手で持って操作しているのを見かけるんですね。

あれがどうも疑問でして、妻に「どうしてだと思う?」と聞いてみたら「指が大きいからじゃない」とのことでした。なるほど、横にするとちょっとだけ表示が大きくなりますよね。

最後に疑問と言えば、夜中に道玄坂で中国人女性たちが客引きをしているのはご存知ですよね。彼女たち、日本人以外のありとあらゆる外国人にも英語を使ったりして客引きをしているんです。

結構有名な話ですけど、日本の風俗店は「最後までさせろとかシステムがわかりにくい」という理由でトラブル回避のため「一見の外国人はお断り」ですよね。

それが、道玄坂では色々と交渉しているみたいなんです。ボッタクられてる外国人なんていたりするのでしょうか。それが今、一番の渋谷の夜の外国人疑問です。

#コラム

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