ミルブックス藤原さんに教わった「対談における注意点」

以前、鎌倉のディモンシュの堀内さんとお互いの本の宣伝を兼ねた対談をしたときのこと。

仕切っていただいたミルブックスの藤原さんが「対談イベントのプロ」でして、「対談における注意点」を教えてもらいました。

1.対談は90分が限界。どれだけ面白い内容でも、90分を越えると、お客様が飽きてしまう。

2.対談内容は「もう少し話して欲しいなあ」と思わせるくらいがちょうど良い。そしてちょっと足りないなあってくらいの方が「本」がすごく売れる。

3.あらかじめの打ち合わせは最小にする。打ち合わせの時に話しすぎると、当日に「これ、前に言った話ですけど」ばかり言ってしまって、お客様にとっては初めての話なのに、「?」となってしまう。

4.みんなが知らない人の固有名は出さない。もし出す場合はその人のことを「紹介、説明」してから、話題を進める。いわゆる「楽屋オチ話」が一番、お客様の気持ちが離れてしまう。

5.質問コーナーは「場の空気を読めない人」が出てくる可能性があり、そうなるとイベント自体の後味が悪くなるので、あらかじめ紙を配り、「二人への質問」を書いてもらって、その中から面白そうな質問を選ぶ。

対談イベント、ご予定の方は参考にしてみてください。

#コラム

僕のcakesの連載をまとめた恋愛本でてます。「ワイングラスのむこう側」http://goo.gl/P2k1VA

この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています。今日は「渋谷の隠れた名店シリーズ」です。

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