多夫多妻の時代が来る、と10月14日の日記
ヴィニシウス・ジ・モライスというブラジル人がかつていまして、「外交官でイパネマの娘の作詞家」っていう肩書きがあるんです。
この人、作詞家というよりは、詩人として「ラテンアメリカ圏」では有名で、ガルシア・マルケスがこのヴィニシウスの詩を引用しているくらいなんです。
若い頃はすごいイケメンで、オックスフォードで英語詩を学んで、外交官になってLAとパリで暮らしてます。LA時代にはハリウッド映画にはまり映画評もたくさん書いてて、映画『黒いオルフェ』の元になった演劇の脚本も書いています。
もちろん、イパネマの娘をはじめ、多くのボサノヴァの歌詞もたくさん書いています。晩年は音楽家として活躍しています。
まあ要するに、インテリで、お洒落で、お金持ちなんです。
※この文章だけ単品で100円で買えますが、400円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月30本くらい読めるので1本14円です。そちらがお得です。 毎日、恋愛ネタや飲食店ネタを書いてますが、僕としては「林伸次の雑誌」と思ってまして、全部が興味あることじゃなくても、その中でいくつか面白ければ、後は読まなくてもいいや、400円の雑誌だし、っていうようなマガジンを考えています。
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