「結婚、出産後にも言い寄ってきた先輩への思い」に答えました。
※水曜日は質問に答えています。
【質問】
8年前から私に想いを寄せられている大学の部活の先輩がいるのですが、壁ドンされても、あれこれ言われても、のらりくらりかわしてきました。
というのも、私がずっと好きだったのは、今の旦那だったからです。
今の旦那とは、大学の部活で出会い、好きになりました。
先輩と旦那と私は同じ部活のため、OBになってからも会う機会があることを考え、旦那と先輩が顔を合わせても大丈夫なように、のらりくらりとしてきました。
相手が先輩なので、きっぱり断りにくくて、のらりくらりしてきたのがよろしくなかったのでしょう、私は今の旦那と結婚して、子供が出来、出産した直後に里帰りをし、夫婦関係が不安定な時期にまで、先輩の押しがきまして、思わず先輩と結婚すればよかったなんて後悔がよぎり、離婚しよう、先輩と付き合い直そうと思い立ち、離婚届を取りに行き、離婚しようとしました。
息子には可愛そうなことをしたとは思っています。
後日、先輩と私と旦那とで会い、きっぱり連絡をたちました。
しかし、時すでに遅しで、先輩は何故か心の中に居座り、先輩とセックスしてみたかったという妄想に時折襲われています。
きっと、気持ちよさそうだ、というかんじで、時折ぼーっとしてしまうのです。
あれほど大好きだった旦那に、申し訳ないです。
頭の中で、妄想が止まらないことは、旦那を怒らせ、かなしませるから、もう何とかしたいです。
しかし、私は息子の側からは離れたくないし、旦那も息子の側から離れたくないのです。
林さんなら、どうやりすごしますか?
【答え】
なるほど、状況はわかりました。
女性ってそういう「ずっと自分を思い続けてくれる男性」とか「ちょっと強引にでも自分を奪い取ろうとする男性」に流されてしまうことって時々あるようですね。
でもちょっと考えてみると、その先輩、かなり無茶苦茶だと思いますよ。
貴女が結婚して子供も産んでいるのに、まだそこに入ってきて貴女を手に入れようとするなんて、かなり非常識な男性だと思いませんか?
その男性、おそらく何でも自分の思い通りにならなきゃ納得いかないってタイプの人だと思います。
ある恋愛問題に詳しい女性が言っていた言葉に「好きだった人をあきらめられない人は、ただ負けず嫌いなだけ」というのがあります。
先輩はたぶん「本物の貴女への恋愛感情」とかではなくなってしまって、「貴女を手に入れられなかったのがただ悔しいだけで、意地になっている」というのが想像できます。
だからおそらくその先輩は「貴女とセックスを数回してしまったらそれで終わり」だと想像します。
先輩は貴女に「好きだ好きだ」と言っているかもしれませんが、やっぱり普通に考えて、結婚して子供を産んだばかりの女性に対して「言い寄る」って「貴女の幸せや人生のことなんて全く考えていない非常識な人間」だと思いますよ。
おそらく貴女を手に入れて満足したいだけなんだと思います。先輩は貴女や貴女の子供の幸せなんて全く考えていなくて、「ただ貴女をご主人から奪い取りたいだけ」なんです。
これで目は覚めましたか?
先輩とセックスをしても全然幸せになれないと思いますよ。「先輩とのセックスが気持ちよさそう」って考えるのは「先輩との関係が危険だから」だけだと思います。
貴女の気持ち次第で、息子さんやご主人との幸せな家庭がまた実現できますよ。
先輩とセックスをしてしまうと「貴女と息子さんとご主人の明るい未来の家族の風景」は消えてしまいます。
そして「恋愛感情」って何度も言いますが「幻想」です。時間を置いてゆっくりと日々の忙しさに追いかけられれば先輩のことなんて「ああ、そういう人もいたなあ」感覚の「ただの思い出」になりますよ。
息子さんとご主人とまたやり直しましょう。そしてもう一度家族を再生して幸せになりましょう。
※質問受け付けております。このシリーズ、書籍化のお話をいただいておりまして、「人生相談的な本にしたい」とのことですのでそういう質問だと助かります。makijobim★yahoo.co.jp(★を@に変えてください)にメールしてください。質問の文章に個人情報をたくさん書かれる方がたまにいらっしゃいますが、「コピペして公開可能な文章」でお願いいたします。
池袋のKAKULULUの高橋さんが、『バーのマスターは「おかわり」をすすめない』についてこんなツイートをしてくれました。高橋さん、ありがとうございます。
飲食店って本当に面白いなあって感じの本を出しました。『バーのマスターは「おかわり」をすすめない 飲食店経営がいつだってこんなに楽しい理由』 https://goo.gl/oACxGp
この記事は投げ銭制です。この後、オマケで僕のちょっとした個人的なことをすごく短く書いています(大したこと書いてません)。今日は「高いレコードは買わないと決めていたけど」です。
ここから先は
¥ 100
サポートしたいと思ってくれた方、『結局、人の悩みは人間関係』を買っていただいた方が嬉しいです。それはもう持ってる、という方、お友達にプレゼントとかいかがでしょうか。